【フォー屋れんげ】元銭湯をリノベーションしたフォー専門店|倉吉市

【フォー屋れんげ】元銭湯をリノベーションしたフォー専門店|倉吉市

フォーランチセット( フォー+550円)


フォーを堪能したあとは、お楽しみのミニデザートと飲み物。
りんごのケーキと、宝仙茶(ほうせんちゃ)をいただきました。

りんごのケーキは、大きめのりんごがゴロゴロ入っていて、シナモンがしっかり効いて満足感たっぷり。
一緒にいただいた宝仙茶は、日本山人参(ヒュウガトウキ)を中心に、17種類の天然野草をバランスよく配合した健康茶で、クセがなくとっても飲みやすい♪
しかも、糖分をカットしてくれる効能もあるのだとか!
今日のカロリー、かなりカットされてるはずです (^O^)

店主の鷲見春佳さん

こちらが店主の鷲見春佳さんです。
多摩美術大学を卒業後、都内の飲食店でアルバイトをしながら、絵本の制作活動を続けていた春佳さん。
結婚をきっかけに地元・倉吉へ戻り、高校や小学校で教員として働くなど、いろいろな経験を積んできました。
そんな春佳さんがフォーに出会ったのは、インターンシップで訪れたセブ島
滞在中に体調を崩して食欲がなかったときも、不思議とフォーだけは食べられたと春佳さんは話します。
その後、縁あって日本の薬草茶の生産事業をスタート。事業を拡大する中で、和フォーにも取り組むことになり、それが「フォー屋れんげ」誕生のきっかけとなりました。

祖父母の遺したこの空き家を、なんとか活用したいという思いはずっとありました。」
春佳さんはそう話します。

伝統的建造物群保存地区に位置するこの古民家を、ゲストハウスにするか、母の染色工房にするか、それとも飲食店にするか……と、いろいろと考えていた中で、ふと浮かんだのが『フォーのお店を開くこと』だったそうです。

フォーに使われるお米の麺はグルテンフリーで消化が良く、野菜とスパイスと一緒にコトコト煮込んだボーンブロス(牛骨スープ)は、身体に優しく、身体を回復させる食べ物。セブ島でフォーにハマったのも、そんな理由からだったと春佳さんは語ります。

「牛骨スープのフォーは珍しいですが、フォーの本場ベトナムではポピュラーです。牛骨ラーメンに馴染んでいる鳥取県民にとっては、牛骨スープのフォーは、親しみやすく、口に合うのではないかと思っています。」

健康的な牛骨スープの和フォーが、近い将来ご当地グルメになるかもしれませんね!

最後に、こちらの絵本にもぜひご注目を。
実は、春佳さんが挿絵を手がけた絵本があるんです!

絵本のタイトルは「サルと人と森」
石川啄木の作品「林中の譚(りんちゅうのたん)」をもとに、石川啄木記念館の学芸員さんが現代風に訳したもので、春佳さんが挿絵を担当されています。
店内の本棚に置かれていますので、良かったら手に取ってご覧くださいね。

配信元: na-na