こうきの母・まやから、別のママ友・美香に関する陰口を聞いてしまったゆり。非常に厳しい教育方針のまやからすると、おおらかな方針の美香は気になるよう。考え方の違いがママ友の対立を芽生えさせてしまっているようです。
教育方針の違いを疑問に思う
まや「ゆりさんは、奏くんの家のことどう思うの?」
ゆり「どうって、何が?」
まや「もうちょっと、ちゃんとしつけてくれたらって思わない?」
始まりました…。普段は優しく陰口は言わないまやさんですが、筒木家のことだけは気になるみたい。まやさんとはほぼ真逆と言っていいほど、美香さんは人前で怒ることはなくて、おおらかな印象なのです。「子どもが失敗して育つ」という考えなのか、基本的には子どもが何をしていても見守る方針のよう。
確かに奏くんはちょっと荒々しい印象がありますが、親が見ている前では暴れていても、逆に影では歳下の面倒を優しく見てくれるなど、面倒見の良い一面をのぞかせています。本音を言えば、本当に根がいいのは奏くんだと私は思うのです。きっと美香さんや奏くんパパが、奏くんの本質をよく見ているんじゃないかと感じます。
一方、まやさんはこうきくんが少しでも気になる行動をすると「こっちに来なさい」と呼びつけてきつく叱っています。あまりに何度も呼びつけるので、こうきくんが自由に遊べているか心配になるくらいに。
まやさんの陰口を聞きながら、私はまやさんに一言言いたい気持ちになりましたが、ママ友関係のことを思うとうまく言葉にできませんでした。こういうとき、自分の力不足を痛感します。
しかしこのあと、まやさんが自分の子育てへの自信を喪失してしまうようなできごとがおきたのです。
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それからしばらくして、こうきくん・奏くん・泰一で公園で遊ぶ機会がありました。秋祭りについての会議があった後だったので、公民館の目の前の公園に移動して、親たちはベンチで話すことになりました。子どもたちは遊具で遊ぶなど楽しそうな様子でした。
まやさんの陰口を聞いた後なのでハラハラしましたが、さすがにまやさんも美香さんに面と向かって何か言うことはなく、私は少しほっとしていました。このまま穏やかに時間が過ぎればと思っていたのですが…。
話し始めてしばらくして、泰一が泣き叫ぶ声が聞こえたのです。

