肺がんのステージ別生存率についてよくある質問
ここまで肺がんのステージ別生存率・症状・治療方法などを紹介しました。ここでは「肺がんのステージ別生存率」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
肺がんのステージはどのように決定されますか?
肺がんの病期は、がんの大きさや広がり・リンパ節への転移。遠隔転移の状況に基づいて、ステージ1からステージ4の4段階に分類されます。ステージ1は早期であり、がんが肺内に限局している場合が多いのに対し、ステージ4はがんがほかの臓器に広がっている状態を示します。
ステージ4でも寛解の可能性はありますか?
ステージ4でほかの臓器に転移している場合、通常は手術が難しく、治療の中心は抗がん剤を用いた薬物療法になります。寛解の可能性は低いものの、治療によってがんの進行を抑えることができる場合もあります。
編集部まとめ
肺がんは、気管支や肺胞の細胞ががん化する病気で、種類によって治療法が異なります。
肺がんのなかには、特に喫煙と強く関連するものもあるため、喫煙者の方は注意が必要です。
治療はステージに応じて異なり、早期には手術が、進行期には薬物療法が中心となります。
早期発見が重要で、咳や痰が続く場合は早めに医療機関を受診することをおすすめします。

