3.排水口の蓋
3つ目は排水口の蓋です。家に入居した時から標準装備されているキッチンやお風呂の排水口の蓋。
特に疑問を抱くこともなく使用していましたが、蓋の裏側や中のゴミ受けが気づくとヌルヌルに汚れてしまっていることが多くありました。
汚れているのが分かると、ますます蓋を開けて裏側を見るのが億劫(おっくう)になります。
そこで、蓋を手放してみると、蓋そのものを洗う手間から解放されたほか、ゴミ受けの中のゴミも目に見えることで、毎日取り除いて洗うことが習慣になりました。
ちなみに、お風呂の排水口の蓋は、来客時にだけ使えるように捨てずに保管しています。
撮影:Classy Life
いかがでしたか。もちろん、本記事で紹介した3つの中で、家庭によっては必要と感じるモノもあるでしょう。
大切なのは、モノがもたらす効果と管理の手間を天秤にかけることです。
もしも、手間のほうがあなたに重くのしかかっているとしたら、そのモノを思い切って手放してみると、あなたにとっての「なくても大丈夫」「ないほうが楽」を見つけられるかもしれません。
監修 鈴木久美子
片づけ・収納専門家。株式会社Classy Life 代表取締役。
個人宅の整理収納サポートは1,200件以上。美しく機能的な収納を作り、暮らしを上質にするサービスを行う。TVメディア出演多数。
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[文・構成/Classy Life(金子葉子)]

