
お笑い芸人のケンドーコバヤシが“総理”、ラッパーの呂布カルマが“官房長官”としてMCを務め、全国のキャバクラから選出されたトップキャストたちと巷のアレコレを徹底討論する“激論バラエティ”「ケンドーコバヤシのキャベリバ内閣」(毎週火曜深夜1:35-2:05、TOKYO MX/「Rチャンネル」でリアルタイム配信・「TVer」で見逃し配信中)。同番組では、キャストを丸裸にするさまざまな企画や、これまで出会った珍客や怖いキャストのエピソードトークなど、普段聞けないような本音や裏話が明かされる。WEBザテレビジョンでは収録後に、進行を務めるフリーアナウンサー・馬場ももこにインタビューを実施。クセ強出演陣を回すコツ、女性から見たキャストの魅力や交流を聞いた。
■ニュースでは絶対読まない言葉が飛び出すキャベリバ収録
――ケンドーコバヤシさんと呂布カルマさん、トップキャバ嬢たちとのトークバラエティー。進行役での出演が決まったときはどんな思いでしたか?
最初は番組の想像ができなかったですね。「キャバクラの内閣ってなに?」という状況でしたけど、TOKYO MXさんはいつも攻めていくから、きっと面白い内閣になるんだろうと楽しみでした。
――実際、収録に入ってみてどうでしたか?
アナウンサー時代には考えられない単語がポンポン飛び出しますね。「刀を持った客に返り討ち」とか。ニュースでは絶対に読まない言葉です(笑)。総理(ケンドーコバヤシ)たちから出てくる言葉もそうですし、台本を読むのが面白すぎる現場です。
――この内閣の特性ですね(笑)。
総理も官房長官(呂布カルマ)も、「使えるの?」っていうギリギリまで攻めてくるので、V編集はきっと苦労しているでしょうね。30秒に1回は笑いが起こるような現場で、カットするシーンにすごく悩むと思います。
■とっさに話題を差し込めるように、SNSは相互フォローでチェック
――馬場さん自身も地方局時代から全国の番組に出演していた個性派・実力派アナウンサーです。キャストも含めクセ強な出演陣をうまく回すコツはどんなところにあるのでしょうか?
コツですか? こういうのもおこがましいですが、キャストたちが突拍子もないことを言ったり、「これどうするんだろう?」みたいなときになったら、総理に投げかけています。そこから総理が信じられないくらいめちゃくちゃ下ネタに走る場合と、花束で包み込むときの2パターンがあって、どっちに転ぶかのドキドキ感が楽しいし、率直に総理や官房長官に尋ねるのがコツと言えばコツですね。
――では、番組を面白くするために考えていること、工夫されていることはありますか?
インスタグラムをやっているキャストさんが多いので、つながれそうな方がいれば事前にチェックしたり、相互フォローさせていただいたりしています。
インスタだとストーリーも見られるので、「最近こういうことをされていましたよね」といった具合に、とっさに会話の中で話題を差し込めるんです。そうするとキャッチボールが生まれて、より自然なやりとりができるんですよね。
最近だと貴咲モエカさんと桃瀬ともさんが沖縄でオープンするお店のゲストとして招待をいただいたり。関係性を把握して頭の中で相関図を作って収録現場で何かあったら共通の話題がある方や仲良しの方に話を振れるようにしています。
収録現場でも、始まる前や休憩時間に、こっそり皆さんの会話を観察しています。誰と誰がどんな話をしているのかを見ておくと、オンエア中にその話題を自然に差し込めることが多いんです。
また、「総理と官房長官」の番組もなるべくチェックして、最近どんな活動をされているのかを把握するようにしています。お二人ともキャバクラには行かれないので(笑)、トーク中にうまく話のフックになる情報を差し込みながら、会話が広がるように工夫しています。
――瞬発力だけでなく、事前の情報収集がカギになっているんですね。
馬場:でも、番組のためだけに情報収集をしているわけでなく、キャスト皆さんが素敵な方々なので、私も自然と彼女たちのことに興味を持てるんですよ。自然な形で距離を縮められているのもいい雰囲気を生んでいるのかなと思います。
■女性目線のキャバクラは憧れるようなきれいで可愛い子に癒される空間
――キャストさんたちとの交流は生まれていますか?
最初の頃はキャスト陣と座る位置が離れていて、あまりお話しする機会がなかったのですが、最近はスタジオが変わって、ベネ六本木のれみさんとよくお話しするようになりました。
楽屋にわざわざ来てくださって、「いつもありがとうございます」と贈り物をいただいたり、
タイトルを読む際にどうしても声を出さなければならない場面があったのですが、その収録のあとには愛音なぎささんが「喉をお大事になさってください」と、のど飴を袋ごとくださったり…。
皆さん本当にお優しくて、お気遣いにあふれていて、心がほっこりしています。
――レミさんのように、番組に集まるのは全国のトップキャストたち。馬場さんから見た彼女たちの魅力はどういうところにありますか?
お店でお会いすると、皆さん笑顔で楽しくお話ししてくださる印象があります。お店ではどちらかというと「お客様のお話を聞く側」だと思うのですが、番組では意外と自身のエピソードをお話することが多いので素の部分を見せてくださるんです。その人間味がとても可愛らしくて、素敵だなと思います。ピリピリした雰囲気はまったくなく、いつもとても穏やかで、ほのぼのとしていて――まさに癒しですね。私自身、収録のたびに癒されています。
――女性の馬場さんから見たキャバクラはどういう場所ですか?
私自身、田舎育ちなので、女性目線で見るとキャバクラは「きれいで可愛い女の子たちがいる、楽しい場所」という印象です。キラキラしていて、ときには想像できないような出来事も起きてギラギラしているようにも感じます。
収録でお話ししていると、みなさんそれぞれが自分のペースや環境を大切にしながら働いていて、「自分の好きなスタイルを貫ける場所」でもあるんだなと感じました。そういうお話を聞けるのは、率直にとても楽しいです。
男性の方から見ると、経済を回す場所とか、社交の場というイメージになるかもしれませんが、私が感じたのはそれだけではなく、とても温かくて楽しい空間でした。「勉強にもなるよ」と言われて訪れましたが、本当にその通りの場所だと思います。
――最後に、この「キャベリバ内閣」の見どころをお願いいたします。
馬場:令和にこんな危険なワードが飛び出す番組があっていいのだろうかという驚きにあふれています。楽しんでくださいを超えて、痺れてくださいという感じですね。痺れまくっているキャストたちに、時折総理が優しく花束で包んでくれます。そんな番組をご覧ください。

