ホットケーキミックス

ホットケーキミックスの主な材料は、ベースとなる薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖の3つ。ベーキングパウダーに重曹が含まれているので、ホットケーキミックスも膨らみます。焼き菓子を作るときに代用として活用可能です。
ドライイースト

重曹とは味も膨らみ方も扱い方も異なりますが、イーストもふくらし粉として使われるもの。顆粒状になった酵母であるドライイーストは、砂糖をエサに発酵して、炭酸ガスを発生させることで膨らみます。
仕上がりに違いが出ますが、重曹の代わりにふくらし粉として活用できます。配合や作り方は全く変わってしまうので、イーストに合わせたレシピで作ります。
卵

卵は泡立てることで空気を取り込み、気泡の力で膨らませます。重曹とは全く違う方法で膨らませますが、キメの細かいふっくらした仕上がりになります。
途中で泡がつぶれないように扱わなければいけないため、重曹よりもちょっとコツが必要です。
米ぬか

アク抜きに使われる食品は重曹だけではありません。それぞれ得意とするものは違いますが、繊維をやわらかくしてアクを出しやすくするのは米ぬかも得意。
米ぬかに含まれる酵素が繊維をやわらかくしてくれます。
重曹の代用品~掃除編~
セスキ炭酸ソーダ

エコクリーニング素材としてセスキ炭酸ソーダも注目されています。重曹と同じ弱アルカリ性で、酸性汚れに対して効果を発揮してくれます。
重曹と比べると、アルカリ性の濃度が高く、洗浄力や脱臭力は上。水にはよく溶けるので、クレンザーとしての使い方はできません。
あらかじめ水溶液になっているスプレー状の商品は、掃除に活用しやすくなっていて便利。
レモン

レモンというと、クエン酸が含まれる酸性の代表格で、アルカリ性の重曹とは反対のイメージですが、皮に多く含まれるリモネンには油を分解してくれる成分があり、油汚れを落とす力があります。塩と一緒に使ってクレンザーにしたりもできます。
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お酢も酸性なので、掃除で落としたい酸性汚れを落とすことはできず、一見重曹の代用品には向きません。
注目したいのは、焦げつき汚れに使えること。重曹のようにクレンザーとしてこびりつきを削り落とすのではなく、アルカリ性のこびりつきを中和させて分解し、落としやすくしてくれます。
研磨剤でキズをつけたくないときにはいいですね。
アルカリ性洗剤

天然素材であることにこだわらなければ、合成洗剤の洗浄力は重曹より強力です。アルカリ性の洗剤を使えば、重曹では落ちなかった汚れも落とすことができたりします。ただし、強力なため、素手で触ると手が荒れることも。
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ニオイは雑菌の繁殖によって強まります。消臭・脱臭効果を得たい場合は、元になる雑菌をやっつければいいわけです。重曹は酸性のニオイを中和させて消臭しますが、アルコールスプレーは殺菌によって消臭します。
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重曹は、料理や掃除などのさまざまなシーンで役立つ便利なアイテムですが、その性質を知っておくと、似たような働きをしてくれる代用品が見つかります。用途によって代用できるものは変わってくるので、どのような目的で、どんな働きをしてほしいかに合わせて、重曹の代わりに使えるものを選んでみてくださいね♪
この記事の執筆者よんぴよまま男の子3人、女の子1人の母。
自宅にてフラワーケーキ、キャラ弁教室を主宰。
料理、クラフト作り、ラッピングなどものつくりが大好きです。
生活に役立つ情報を発信したいと思います♪
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