親からはまさかの謝罪もなし
しばらくすると男の子たちの母親と思われる女性が来たのでごあいさつをし、お子さんたちが砂場で砂をかけてきたこと、注意をしても砂をかけてくるのでやめてほしいことを伝えました。今後は見守っていてくれるといいなと思ったからです。
すると、男の子の母親は「でも、子どもがやったことだから」とひとこと……。謝罪もなく、心ない言葉を言われて驚きました。その後も、滑り台で遊んでいる息子に、わざわざ砂をかけに来た男の子たち。
だけど母親は止めてくれるどころか、男の子たちに何も言わないのです。長男は何も気にしていないようでしたが、いたたまれなくなり早々に公園から撤退しました。
公共の場である公園で、マナーやモラルを守り遊ぶ家族が多い中、非常識な保護者と出会ってしまいました。たしかに子どもがやったことではありますが、わが子が他人に嫌な思いをさせたらひとことお詫びの言葉を伝えるのがマナーなのではないかなと思います。今回、意を決して話してみたのに、こちらの思いが伝わらず残念でした。そして、伝わらないなら自分たちが逃げることも大切なのかもしれないと学んだ出来事です。また、わが子が他人に迷惑をかけたときは、子どもだからと開き直るのではなく、素直に謝れるようになろうと改めて思いました。
著者:鶴川 こだま/20代女性/2017年・2019年生まれの息子と2020年・2023年生まれの娘を育てる4児の母。やんちゃな息子と甘えん坊な娘たちに翻弄されながら、にぎやかな毎日を送っている。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

