40歳独身の私が「初対面で年齢を聞いてくる女性」にうんざりする理由。友人が考察した“質問の真意”に衝撃

40歳独身の私が「初対面で年齢を聞いてくる女性」にうんざりする理由。友人が考察した“質問の真意”に衝撃

年齢を聞いてくる女性の“真意”とは?

 これを相談マスターの友人にぼやいたところ、「女同士だからいいだろうっていう油断や甘えもあるのかもしれないけど、もしかしたら潜在意識で自分との比較対象の材料にしたいという部分があるのかもね」と言われたのです。

 私の場合、年齢を聞かれるのみならず、結婚しているのか、子どもはいるのかもよく聞かれるのです。

 その一方で、「どんな仕事をしているのか、どんなお酒が好きなのか、普段どんな本を読んでいるのか、なんて聞かれたこと、ないでしょ? あなたに興味があるというよりも、あなたを通して自分のライフスタイルやライフステージが正解なのか否か、確かめたいのかもね」と言われたのです。衝撃!

 要するに、「年齢確認」=自分の立ち位置を確認するための社会的な鏡合わせ、みたいな行為なのではないかと。

 今ここで一人飲んでいる女性は同年代なのか? 子どもがいると仮定して、この時間飲みに来るのは普通なのか? 立ち飲み屋さんにひとり現れ、もくもくと食事をし、お酒をおかわりするアラフォーっぽい女(私のこと)を通して、今の自分の境遇を再確認、再評価しようとしている、という意識がもしかしたら彼女たちの中にあるのかもしれません。

年齢確認する意図は“自分の現在地の確認”だった!?

アンヌ遙香 日本ではまだまだ、結婚、出産などのライフステージが女性同士の比較対象になりやすい文化があるのは事実。

 年齢を聞きたくなるのは、悪気なく、会話のきっかけくらいに思っている方ももしかしたら一定数いらっしゃるのでしょうが、「いくつなんですか?」は「あなたがどう生きているのか知りたい」というより「私の生き方、ずれてないよね?」という自分の現在地の確認の意味合いが強いのかもしれません。

 最終的に、めんどくさくなる私は「いくつにみえます?」というさらにめんどくさい質問をして煙に巻こうとするのですが、そこからは「自分より下なのか、上なのか」という比較論考が長々と始まるのです。どっちでもよいよ!

 実年齢よりだいぶ下を言われることもあれば、逆にだいぶ上を言われたりとさまざまで、最初はそれに一喜一憂していた私でしたが、「人に年齢を尋ねることで自分のなかでなにかを安心したいだけなのでは」というこの友人からの説を聞かされて妙に納得。

 かといって、毎度毎度この話題はさすがに勘弁。ということで立ち飲み屋さんからすっかり遠のいてしまった私なのでした。なんかなあ。この説、どう思いますか?

<文/アンヌ遙香>

【アンヌ遙香】
元TBSアナウンサー(小林悠名義)1985年、北海道札幌出身、在住。現在はフリーアナウンサーとしてSTV「どさんこWEEKEND」メインMCや、情報番組コメンテーターして活動中。北海道大学大学院博士後期課程在籍中。文筆家。ポッドキャスト『アンヌ遙香の喫茶ナタリー』を配信中。Instagram: @aromatherapyanne



配信元: 女子SPA!

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