ひとりぼっちで、皮膚がボロボロの状態で見つかった野良の子猫「にゃろめ」ちゃん。保護主さんとともに病気と闘った記録が、2024年6月末から5週間にわたってX(Twitter)に投稿され話題に。ねとらぼの記事で紹介し、大きな反響を呼びました。ねとらぼ編集部は、2匹の元保護猫と暮らす飼い主のぷりんぶんたさん(@purinbunta)に、当時のにゃろめちゃんの印象などについて話を聞きました。
ぷりんぶんたさんが保護した当時、にゃろめちゃんは疥癬(かいせん)などの皮膚病を患っていたためボロボロで、どれだけ過酷な環境で暮らしていたかがわかるほど体は痩せ細っていました。ところどころの被毛が抜け落ちてしまい赤い地肌が見えている様子は、思わず目を覆いたくなるほどつらい姿です。
ここから週に1度の注射を3回、飲み薬を1カ月というペースで治療を受け、同時に飼い主さんの愛を受けたにゃろめちゃんは、わずか1週間後には体重が850グラムから1100グラムまで増加。見た目も徐々に変わっていきました。
2週間目には疥癬の症状は軽快し、次に真菌の治療がスタートします。真菌に効果的なシャンプーなどを頑張ったにゃろめちゃんは、3週間目にはだいぶ毛並がそろい、その後も投薬は続いているものの、4週間目には体重が1900グラムと2キロに目前に。
そして5週間目には、毛並みはツヤツヤで、ガリガリだった体も健康的な体つきに! 飼い主のぷりんぶんたさんの献身的なお世話と愛情によってほぼ回復にいたったにゃろめちゃんの闘病記には当時、「優しい家族に出会えて健康な体に戻れて本当に良かった」「見違える程美しい猫になりましたね」「これからもず〜〜〜と このお家で元気で幸せに暮らしていってね!」「飼い主さんも頑張ったー!!」「素敵なニャン生を」などの声が寄せられました。
にゃろめちゃんの保護当時と5週間後の姿を比較したポストは、現在57万件表示され、“いいね”は約1万4000件を記録。ねとらぼ編集部は、飼い主さんににゃろめちゃんについてお話を聞きました。
――にゃろめちゃんを保護した当時の印象をお聞かせください
ぷりんぶんたさん:動物病院の先生に「きっと可愛く育ちますよ」となぐさめられたけど、「こんなに可愛いのになんでだろう」と思ってました。
――にゃろめちゃんのチャームポイントを教えてください
ぷりんぶんたさん:ぐるぐるした宇宙を思わせる模様。
――最後に、一緒に暮らす猫さんたちに一言メッセージをお願いします
ぷりんぶんたさん:これからも1日1日を大切に楽しく生活していこうね!
(了)
飼い主さんのXアカウント(@purinbunta)では、先住猫の「くろぴ」ちゃんと仲良く過ごす様子もみられ、すっかり家猫としてリラックスして過ごすにゃろめちゃんの姿に癒やしをもらえます。元気になって本当によかったね。これからも末長く幸せな時間を過ごせますように!
画像提供:ぷりんぶんた(@purinbunta)さん

