「バレる覚悟で浮気した」最低夫と不倫した“保育士”→妻が決めた制裁|夫が保育園の先生と不倫していた話

「バレる覚悟で浮気した」最低夫と不倫した“保育士”→妻が決めた制裁|夫が保育園の先生と不倫していた話

保育園の直面と吹っ切れた覚悟

保育士

保育園に着き、先生方に子どもたちを預けようとした。

「森下さん、おはようございます〜」

子どもに下げていた視点を上げると、そこには夫の不倫相手の菜々先生が微笑み立っていた。顔を見た途端、私の中で沸々と怒りが込み上げるのを感じるも、平静を装い挨拶を返した。

その後、園での子どもたちの様子を意気揚々と話す彼女からは、「夫を奪った」という優越感や「私の方が子どもたちをよく知ってる」と言うマウントすら感じた。怒りが込み上げるも何もできないもどかしさが心を埋める中、ふと登園中の娘の言葉が思い返される。

「ママをなかせるやつ、きらい!結がママをまもる!」

その瞬間、私の中で何かが吹っ切れた気がした。怒りや不安で霞んだ心は、ただ一点、子どもたちと私自身の幸せを見つめるようになっていた。

「……森下さん、お疲れのように見えますけど、どうかされました?」

白々しい菜々先生からの問い。でも、今の私にとって絶好の前振りだった。私は渾身の苦笑いを彼女に見せつけ、話し始めた。

「こんなこと相談されてもとは思うんですけど、実は、夫婦関係に悩んでて……」

彼女の目の奥が笑う。でも今はそれでいい。これから笑うのはきっと、私の方だから。

あとがき:怒りを越えて、守るための決断へ

夫の不誠実さに胸が張り裂けそうになりながらも、彩乃の中心はいつも子どもたちでした。夫を責めるだけで済まされない現実と向き合い、保育園で不倫相手と対面した時、驚くほど冷静に自分の気持ちが整理されていきました。怒りは確かにあるけれど、そのエネルギーを子どもたちの幸せに向けることが彼女の選択でした。これから大きな決断が必要になるかもしれない。でも、もう一度家族の未来を守るために、彼女は行動していきます。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

記事作成: tenkyu_writing

(配信元: ママリ

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