遺言書を盾にする内縁の妻の“図々しい態度”にうんざり…
衝撃的すぎる遺言に、ミキさん夫妻は唖然……。一方、アケミさんは、「申し訳ないけれど、お父様の遺言なのでよろしくお願いします」と微笑んだそうです。納得できないミキさん夫婦はひとまず、アケミさんと連絡先を交換。いつでもアケミさんと連絡を取れるようにして、今後の対応を考えることにしました。
ところが、連絡先を交換してからというもの、アケミさんは何かと理由をつけてミキさん夫妻に金銭的な援助を頼んでくるように……。
「この前は『手持ちの服がボロボロだから新調したい』と、遠回しに服をねだられました。それはちょっと……と断ると、アケミさんは『あなたたちは私に裸で暮らせって言ってるんですか!? ひどい! 悪魔みたいな人たちですね!』と罵声を浴びせてきました」
遺言書を盾に、アケミさんの要求はどんどんエスカレート。最近では「私ももう年だから、買い物に行くのもつらくて……。いっそ、ミキさんの家で一緒に暮らさせてもらおうかな。そのほうが生活面の援助もしやすいでしょ?」と、恐ろしいお願いを口にしてきました。
なんとか、アケミさんの手から逃れないと……。そう思ったミキさん夫妻は現在、弁護士に事情を説明し、相談中。義父が残した“呪いの遺言書”に縛られない暮らしを掴もうと努力しています。
一般的に、遺言書として法的に効力を持つのは、「財産の処分」や「身分に関する事項」のみ。ミキさん夫妻がアケミさんの面倒を見る義務はないはずです。
もしも、疎遠になっている両親や義父母が身勝手な遺言書を遺していたら、どうすればいいのか……。ミキさん夫妻の体験談は親がいるうちから、そんなリスクへの対処法を考えておくきっかけにもなりそうです。
<取材・文/古川諭香>
【古川諭香】
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291

