【40代から急増】“変形性膝関節症”になりやすい人の特徴を医師解説

【40代から急増】“変形性膝関節症”になりやすい人の特徴を医師解説

現在日本では高齢化に伴い、変形性膝関節症を発症する人の数が増えています。今回はそもそも変形性膝関節症とはどのような症状があるのかや、どのような人がなりやすいかなど、増本整形外科クリニックの増本先生に教えてもらいました。

増本 項

監修医師:
増本 項(増本整形外科クリニック)

1985年慶應義塾大学医学部卒業。元・慶應義塾大学病院スポーツクリニック講師。元・日本女子体育大学スポーツ医学助教授。日本整形外科学会専門医、日本スポーツ協会スポーツドクター、日本整形外科学会スポーツ認定医、アメリカスポーツ医学会会員、日本臨床スポーツ医学会会員。

編集部

変形性膝関節症とはなんですか?

増本先生

主に加齢や外傷により膝関節の軟骨がすり減ったり、変性したりして、痛みや関節の変形を引き起こす疾患のことをいいます。細かく分けると二つのタイプがあり、加齢を原因として発症するものを一次性といいます。それとは別に二次性のものもあり、こちらは骨折や靭帯・半月板損傷などの外傷や感染の後遺症として発症するタイプのものをいいます。

編集部

変形性膝関節症は、どのような人がなりやすいのですか?

増本先生

加齢を原因として発症することが多いため、高齢になるほど罹患率が高くなります。また、膝関節を支える筋肉が、男性に比べて女性の方が弱いことから、男女比は1:4と、女性に多くみられることがわかっています。

編集部

どれくらいの年齢になると発症しやすいのですか?

増本先生

一般に、女性は40歳以降、男性では50歳以降の発症が多いとされています。そのほかにも、太っている人や重いものを運ぶ仕事をしている人、仕事やスポーツなどで膝の負荷が高い人なども変形性膝関節症を発症しやすくなります。

編集部

遺伝することもあるのですか?

増本先生

はい。変形性膝関節症の発症には遺伝的素因が関わることもあることがわかっています。そのほか、もともとO脚の人も膝の内側に負担がかかりやすく、変形性膝関節症を発症しやすいとされています。

編集部

そのほかにも変形性膝関節症を発症しやすい人はいますか?

増本先生

研究によると、認知症の人が発症しやすいことがわかっています。認知症になると運動量が減り、過体重になる人が多いためです。

※この記事はMedical DOCにて<「変形性膝関節症」になりやすい人の特徴 とくに注意した方がいい2タイプの人とは?>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

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配信元: Medical DOC

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