3メートルの猫 展示イメージ
上質な沈黙が包む ――車内のミニマルドラマ
『NIGHT OF AURA』の第三夜『3メートルの猫』
大雨のパーキングエリア。
中谷美紀演じる女性と、上京途中の若い女性・泉水のぎこちない邂逅。
「世界中の犬と世界中の猫、3メートルになるのはどちらがいいですか?」
その突拍子もない質問から、距離を縮めていく二人。
柔らかな灯り、緊張と呼応する音。
BOSEサウンドシステムと上質なインテリアに囲まれた“沈黙さえ心地よい空間”を、ドラマは提示する。
それは、「オーラ」という空間そのものに宿るアート体験だ。
『NIGHT OF AURA』の第三夜『3メートルの猫』
銀座に実物大“3メートルの猫”が出現
3メートルの猫_展示イメージ
体験型インスタレーションとして可視化される虚構
ドラマに登場する象徴的存在が、現実世界へ。
猫人形作家・佐藤法雪が、上質なフェイクファーと生命感にこだわり、
グレーのブリティッシュショートヘアとして造形。
夜には淡い光が呼吸のように灯り、
銀座の中心に、静かで幻想的な時間をもたらす。
展示期間:2025年10月23日(木)~12月25日(木)
会場:NISSAN CROSSING(銀座 5-8-1)
入場料:無料
来場者は、「もし本当に現れたら?」という空想を身体で味わうことになる。
