ノロウイルスで会社を休んでいる間の自宅での過ごし方

ノロウイルス感染症の症状は何日程度続きますか?
ノロウイルスによる急性胃腸炎の主な症状(吐き気・嘔吐・下痢・腹痛)は、通常1~2日ほどで治まります。個人差はありますが、多くの場合は初めの1~2日間が症状のピークで、その後は徐々に回復に向かいます。ただし、高齢の方や体力の低下した方では症状が長引いたり重症化したりする可能性もあるため気をつけましょう。一般的には1週間も経てばウイルスは身体からすべて排出されますが、症状が収まった後も数日は身体を休め、体力の回復に努めましょう。
下痢や嘔吐などの症状が辛いときの対処法を教えてください
ノロウイルス感染症の治療には特効薬がなく、対症療法が中心です。症状がつらい急性期には、次のポイントに留意して自宅で過ごしましょう。
水分補給
食事と栄養
安静と保温
つらい症状が続き水分補給もできないときは、医療機関を受診しましょう。
編集部まとめ

ノロウイルスは大変感染力が強い反面、症状が長く続くことはあまりありません。適切な対応と休養により多くは数日で回復します。また、今後ノロウイルスに感染しないためにも、日頃から石けんを使った正しい手洗いや食品の十分な加熱調理などの予防策を徹底しましょう。
正しい知識と対策で、自分自身の早期回復と周囲への感染予防に努めてください。万一対応に迷った場合は、早めに主治医や地域の保健所に相談し指示を仰ぎましょう。無理を押して出勤することは自分にも周囲にもリスクが大きいため、必要な休養を取る決断を行なってください。
参考文献
『大量調理施設衛生管理マニュアル』(厚生労働省)
『高齢者介護施設における感染対策マニュアル 改訂版』(厚生労働省)
『ノロウイルスに関するQ&A』(厚生労働省)
『ノロウイルス感染症(総説・基礎情報)』(国立感染症研究所)
『ノロウイルスについて』(食品安全委員会)

