浮気・不倫が止まらない… セックス依存症が招く恐ろしい結末を医師解説

浮気・不倫が止まらない… セックス依存症が招く恐ろしい結末を医師解説

昨今、芸能界でも話題が尽きない浮気・不倫問題。浮気や不倫を繰り返すのは、単なる「遊び」や「性格」の問題なのでしょうか? じつは、その背景に「セックス依存症」という心の病気が隠れている可能性もあるそうです。今回は、セックス依存症との向き合い方や対処法、治療法について、医師の秋谷先生にわかりやすく解説していただきました。

秋谷 進

監修医師:
秋谷 進(東京西徳洲会病院小児医療センター)

1999年、金沢医科大学卒業。金沢医科大学研修医を経て2001年国立小児病院(現・国立成育医療研究センター)小児神経科、2004年6月獨協医科大学越谷病院(現・獨協医科大学埼玉医療センター)小児科、2016年児玉中央クリニック児童精神科、三愛会総合病院小児科を経て、2020年5月から現職(東京西徳洲会病院小児医療センター)。専門は小児神経学、児童精神科学。

編集部

セックス依存症になったときに考えられるトラブルはなんですか?

秋谷先生

セックス依存症になると、「浮気や不倫によるパートナーとの信頼関係の破綻」「家族や友人との人間関係の悪化」「性病リスクの増加」「違法な行為に及ぶ可能性の増加」「仕事や学業に集中できず、社会生活への悪影響が出る」など、多くのトラブルが考えられます。

編集部

セックス依存症の対処法はありますか?

秋谷先生

セックス依存症は単にメンタルの問題だけではない可能性があるので、専門家による診断・治療が必要です。そのため、けっして自分1人で抱えずに、医療機関を受診しましょう。カウンセリングや治療を受けることで改善が期待できます。

編集部

セックス依存症の治療法について教えてください。

秋谷先生

セックス依存症の治療法には、「認知行動療法(CBT)」「精神分析療法」「薬物療法」などがあります。認知行動療法は、依存症の根本的な行動や思考パターンを見直し、トリガーへの対処法を学ぶ方法です。薬物治療では、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)やアルコール依存症に使われるナルトレキソン、抗アンドロゲン薬などが使われます。セックス依存症の治療には時間がかかる場合もあり、再発のリスクもありますが、早めに治療することで多くの人がコントロールできるようになります。

編集部

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

秋谷先生

もしセックス依存症が原因で浮気・不倫に走ってしまっても、まずは自分を責めずに勇気を出して専門家に相談してください。1人で抱え込んでも限界があります。非常にデリケートな問題であり、周囲の目を気にしがちですが、様々なサポートを受けることで改善されやすくなります。浮気や不倫を避けるためには、信頼できる人とのコミュニケーションを深めたり、趣味や運動など健全な活動に時間を費やしたりすることが効果的です。自分自身を大切にし、小さな一歩から始めてみましょう。

※この記事はMedical DOCにて<浮気・不倫がやめられない…「セックス依存症」かも? 8つの診断基準を医師が解説>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

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配信元: Medical DOC

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