犬に絶対NGな『秋の味覚』3選 超危険な食材や万が一食べてしまったときの症状とは

犬に絶対NGな『秋の味覚』3選 超危険な食材や万が一食べてしまったときの症状とは

3.イチジク

お皿に盛ったイチジク

犬にとって、イチジクは絶対に与えてはいけない食べ物のひとつです。命に関わる重篤な症状を引き起こす危険な食べ物とされています。

イチジクの皮や葉、果肉に含まれる「フィシン」や「ソラレン」といった成分は、アレルギーをはじめとした中毒症状を引き起こします。これらの成分を犬が口にすると、口内炎や口腔内のただれ、嘔吐、下痢などの症状があらわれる可能性があります。

とくに、ラテックスアレルギーを持つ犬は、イチジクアレルギーも発症しやすく、アナフィラキシーショックを起こすおそれがあるため、注意が必要です。

また、イチジクは生だけでなく、ジャムやドライフルーツなどの加工品でも中毒症状を引き起こすことがあります。

さらに、イチジクの葉や茎を切った際に出る汁に触れると、皮膚に炎症が起き、火傷のようにただれるリスクがあるため、こちらにも注意が必要です。

まとめ

ブドウを手に持った男性と見つめ合う犬

人間にとっては秋の味覚として美味しいブドウ、ギンナン、イチジクですが、犬にとっては深刻な健康被害を引き起こす可能性があるため、絶対に与えてはいけません。

もし犬がこれらの植物を口にしてしまうと、嘔吐、下痢、痙攣、腎臓の機能障害といった症状があらわれ、命に関わる場合もあります。万一食べてしまった場合は「いつ」「どの部位を」「どのくらいの量」を食べたのかを把握し、すぐに動物病院を受診してください。

また、これらの植物のなかには、触れただけでも危険なものもあります。ご自宅での管理はもちろん、散歩中や外出先では犬が近づかないように注意しましょう。

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