ビタミンDを効率よく摂取する方法

ビタミンDを多く含む食品の摂取
ビタミンDを多く含む食品は、以下の通りです。
〇動物性食品…鮭、イワシ、サバ、さんまなどの魚介類
缶詰を使うと、骨や煮汁など魚に含まれている栄養素を残さず手軽に摂取することができるのでおすすめです。
〇植物性食品…干しシイタケ、干しきくらげ、まいたけなどのキノコ類
乾燥している干しシイタケや干しきくらげは、日持ちもするので買い置きしておくと便利です。
ビタミンDと一緒に摂取すると効果を高める栄養素・食品
ビタミンDは脂溶性ビタミンのため、炒め物や揚げ物のように油を使った調理法を用いると吸収率がよくなります。
オイル入りのドレッシングや、マヨネーズなど油分を含む調味料をかけて食べるのもよいですね。
また、ビタミンDはカルシウムの吸収率も上げるので牛乳やチーズなどの乳製品と一緒に摂取するのがおすすめです。
ビタミンDの効果を高める摂取タイミング
サプリメントを摂取する際は、空腹時や食後2時間以上経過した食間では吸収率が低下することがあります。油を使用した料理を食べている最中や食後すぐに摂取すると、脂溶性ビタミンであるビタミンDの吸収率が高まるためおすすめです。
「ビタミンDの摂りすぎ」についてよくある質問

ここまでビタミンDの摂りすぎについて紹介しました。ここでは「ビタミンDの摂りすぎ」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
ビタミンDサプリは体に悪いのでしょうか?
鈴木 友美 医師
ビタミンDは、身体の健康を維持するうえで重要な栄養素ではありますが、脂溶性ビタミンの為、体内に蓄積されてしまいます。ビタミンDのサプリメントを過剰に摂取することによって、身体に負担がかかり症状が出る場合があるので注意が必要です。
ビタミンDを摂りすぎてしまったら、どのように対処したらよいでしょうか?
鈴木 友美 医師
速やかにサプリメントの摂取を中止し、早めに医療機関を受診しましょう。専門家の指導を受け、血液検査でビタミンDやカルシウムの状況を確認してもらうのがよいですね。

