1.哀しい
猫には哀しいという気持ちがありません。と言われても納得できない、そんなことないと思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。
例えば、同居の猫や人が亡くなったときに残された猫が、不安そうに鳴いたり、食欲がなくなったりすることがあります。このような猫の様子を見て、猫が哀しいと感じていると思う人も多いようです。
しかし、これらの行動は家族構成の変化(環境の変化)によるもので、いつもと違う状況に戸惑っているだけだと考えられています。
また、親猫とはぐれた子猫も「ママとはぐれて哀しい」とは思わないようです。子猫が1匹で鳴いていても「お腹が空いたよ」「寒いよ」といった理由で、寂しい、怖いという感情が近いでしょう。
2.うらやましい
人間は他者と自分を比較してうらやましいと感じることがありますが、猫はそのような自己評価や比較の感情はありません。そのため、ほかの猫をうらやましいと思うことはないとされています。
例えば、ほかの猫のご飯を横取りしたり、飼い主さんがほかの猫を撫でていると割り込んできたりするのは、単純に「自分も欲しい」「自分も撫でて」という欲求からです。
つまり、人間のように相手が得をしていて悔しいと考えることはなく、あくまで本能的な反応で、嫉妬のような感情は存在しないと言われています。

