5.ごめんなさい
人間が悪いことをしたと反省して謝るのは、社会的な学習の結果であり、他者の気持ちを想像する力によるものです。しかし、猫にはそのような学習も想像力もありません。そのため「申し訳ない」という概念を持ち合わせていないと考えるのが自然です。
もし、叱られたあとに猫がしょんぼりして見えたとしたら、それは、ごめんなさいではなく怒られて怖い、声が大きくてびっくりしたと感じているだけでしょう。
つまり、飼い主さんが反省してると思っている猫の仕草は、実は恐怖や不安からの防衛反応で、決して「ごめんなさい」という謝罪の意図はないと言われています。
まとめ
猫には、人間のような感情のドラマは存在しません。彼らの心はもっとシンプルで、「快・不快」「安心・不安」といったもっと本能的な感情で動いています。哀しみも嫉妬も復讐もなく、ただその瞬間を生きる猫たちは、ある意味とても純粋な存在と言えるでしょう。
だからこそ、猫の感情を擬人化して人間のように解釈するのではなく、行動の背景を冷静に観察し、気持ちを理解してあげることが大切なのだと言えます。

