
穀物を中心に販売する食品の総合商社であるヤマサンは、自社仕入れの国産大豆にこだわった商品開発に初挑戦。「まるごと大豆と野菜のポークカレー」と「まるごと大豆と赤味噌の特製ボロネーゼ」の2商品を、11月4日(火)より順次、東海地方の小売店を中心に販売する。
具材がごろごろ入った、罪悪感なく体を気遣える一品
新商品「まるごと大豆と野菜のポークカレー」「まるごと大豆と赤味噌の特製ボロネーゼ」は、これ1つで1/3日分の野菜が摂れるレトルト食品。国産大豆をまるごと使用し、野菜もたっぷりで、パッケージの通り具材がごろごろ入っている。
手軽に食べられるレトルトだが、「忙しくても、ほっとできるひとときを届けたい」という思いから、罪悪感なく体を気遣える一品を作った。老舗大豆問屋が考える大豆の価値を基に、新しい食べ方を提案する。
豆腐業界の苦境と国産大豆の価値
2024年、豆腐の中小メーカーの倒産や廃業が全国的に急増し、過去最多だった2023年を大きく上回るペースで推移している。その背景には、物価高による原材料費の高騰、長年続く薄利多売の構造、そして後継者不足などが挙げられる。加えて、家庭での豆腐の消費量も年々減少傾向にあり、いわゆる“豆腐離れ”が進んでいる。こうした状況は、豆腐をはじめとする“大豆を主役とする食品”の将来に大きな影響を与えかねない。
一方で、国産大豆の生産量は着実に伸びているものの、用途や消費の幅が限られてきているため、今後は使い切れずに余る可能性も指摘されている。品質の高い国産大豆を有効に活用するためには、従来の枠にとらわれない“大豆の新たな価値提案”が求められている。
