① マーガリン

バターの代用品として一番に思い浮かぶのが「マーガリン」ではないでしょうか。元々バターの代用品として生まれたマーガリン。バターが牛乳を原材料にしているのに対し、マーガリンは植物性や動物性の油脂に乳成分を追加して作られており、見た目やテクスチャーが似ています。
もちろんバターの代わりに使用することはできますが……普通のマーガリンには食塩がある程度含まれているんです。そのため、お菓子には無塩(食塩不使用)マーガリン推奨。有塩を使う場合はレシピの塩を減らすなど調整が必要です。

バターとマーガリンを使って同時に焼き上げました。
とはいえ、我が家にあるのも普通のマーガリン。今回、マフィン作りに使用してみました。
マーガリンはバターよりも水分量が多くやわらかいため、生地が混ぜやすい! チョコチップなどの具を入れるのもやりやすそうでした。
焼き上がると、バターが中央部分が膨らむのに対し、マーガリンは全体的にふんわりとする傾向があります。もしかしたら塩分があるマーガリンを使用したので、無塩バターを使用したものより膨らまなかったのかもしれません。
口当たりは軽やかでふわっとしており、バターの代用品としてあるだけに、風味は一番バターに近いように感じました。
代用品:マーガリン
1)風味 ★★★
2)しっとり具合 ★★★
3)膨らみ具合 ★★
② 米油

クセが少なく、あっさりした風味がどんな料理にも合う米油。バターと違って溶かす手間も省けます。
バターを使用したときよりも、生地はとろっとやわらかめ。焼き上がりはふんわりキレイに膨らみました。
食感は軽やかで、パサつきは感じません。コクはありますが、バターよりあっさりしているので、食べたときの罪悪感が少ないな……というのが個人的見解です。
代用品:米油
1)風味 ★★
2)しっとり具合 ★★★
3)膨らみ具合 ★★
