
毎週土曜夜10時から放送の「オードリー春日の知らない街で自腹せんべろ」(BSテレ東)通称じばせん。超倹約家として知られるオードリー・春日俊彰が自腹の1000円を予算に最高のせんべろを楽しむために吟味を重ねるリアルドキュメンタリー番組だ。シーズン2第4回目となる10月25日の放送では、川崎市・東急田園都市線「二子新地駅」周辺へ。ひょんな会話から、スタッフから十数年前の台湾旅行についてクレームが入るひと幕があった。
■旅行先でのリアルじばせんを思い出す春日とスタッフ
二子新地駅より、「さぁさぁさぁ…」といつも通りカメラに向かってくる春日。ところが「“自腹でせん”のお時間でございますけど」と、“響きがかっこいいから”という理由で勝手に“じばせん”の公式略称を変えてしまう。相変わらず破天荒な春日は、そのまま「探ろうかねぇ」と「二子新地駅」の散策を開始した。
開始早々、歴史ガイドを発見した春日。恒例の寄り道ポイント探しに眺めていると、「二子の渡し
」という気になる場所をガイドで見つける。有益な情報を得たため、街を探りつつじばせん店を探すことに。
街に繰り出すと、半額という魅力的な看板がかかっている「七輪ホルモン焼 鉄 二子新地店」に出会う。値段をチェックしてとりあえず保留にすると、さらに歩いてシブパク(渋くてインパクトのある)台湾料理店を見つける。「リアル台湾みたいだね。あんまりジャパンに寄せてませんよみたいな」と興味を惹かれる店だったが、メニューを見ると価格的に予算をオーバーする見込みが高い。「じばせん厳山厳男」と番組独特のテロップとともに、悔しそうに断念するのだった。
台湾料理ということで春日が思い出したのは、じばせんスタッフと2人で十数年前に行った台湾旅行。気安い雰囲気も納得の長い付き合いだったようだが、「厳しいよ台湾の味には」という春日にスタッフは「もう“嫌だった思い出”しか…」と噛みつく。
なんでも「じばせんの3倍くらい歩かされてる」らしく、プライベートで旅行中でも店選びに妥協しない春日の姿勢を告白。「全然楽しくなかったんだよなあ」とこぼすスタッフへ、当の春日は「リアルじばせんやったからねぇ」と涼しい表情で返すのみ。鋼の心臓だ。
さらに歩くと、ピザ店の目の前で気になっていた「旧大山街道二子の渡し場入口」という標識を見つける。店員に話を聞いてみると、多摩川を行き来する「二子の渡し場」への“旧入口”だったことが判明。
そのまま人の流れを見ながら散策をしていた春日は、反対側から歩いてくる人が多いことに気がついた。何かあるのではないかと思って見にいくと、多摩川を挟んですぐ二子玉川駅があることがわかる。すると突然、多摩川へ行こうとする春日。「何するんですか?」とスタッフに聞かれると「何がしたいとかはない」と前置きした上で、「とにかく行ってみる」というのがじばせんスタイルと言って多摩川の土手へ突撃した。
■次々と目ぼしい店に一旦顔出し確認
多摩川は真っ暗でカメラにもほぼ何も映らない。特に何もなく、元の場所に戻った春日はピザ店の方から教えてもらった「鉄板居酒屋 こざら」や「インド・ネパール料理 Asian Kitchen Futago」、ピザ店と系列店の「タベルナ Quale」にいつも通り「私ですけど」と次々顔出し確認をしていく。
さらに「焼鳥 村こし」やイタリアンなシャレオツ店「L’OSTERiA」、「ネパール料理 チョウタリ」「タイ料理 mog mog」といった豊富な候補を見つけてじばせんシミュレーションを重ねる。なかには1000円以内でおつまみとアルコールセットがあり、じばせん店選びでは「迷いだね」「迷い春日だなこれ」と苦渋の表情を浮かべた。
「難だね」と苦悩の末に春日が選んだじばせん店は「Asian Kitchen Futago」。タイ料理店と悩んだが、「ネパールビアを飲んでみたい」という気持ちが今回のじばせん店選びに反映されたようだ。注文は目当てのネパールビアと、明太チーズナン。
ネパールビアは瓶のまま飲みたい春日は、冷えたビール「ネパールアイス」をそのまま流し込んだ。「あ~良いね!海外のビアだな~」「スポーツの後でも飲めそう」とスッキリした味わいのビールだとレビュー。さらに分厚い明太チーズナンに手を伸ばした春日は、「あぁ〜うめぇ」とかぶりついた直後に天を仰ぐ。焼け目のパリパリ感とふっくらもちもちの食感。腹持ちも良く、「もち明太チーズ」に近い味わいと絶賛するのだった。
■メニュー選びで吟味したのはチーズの量
メニュー選びで最終的に、「スペシャルチーズナン」と「明太チーズナン」の2つで悩んでいた春日。メニュー表にはチーズナンがないため、スペシャルチーズナンが普通のチーズナンだと思っていた。しかし「チーズの量がめちゃくちゃ多いってわけじゃないってことだよ」と推理していたところ、「めちゃめちゃ多いです」と店員さんが教えてくれる。
明太チーズナンとスペシャルチーズナンで使うチーズの具体的な量まで教えてくれる店員さん。スペシャルチーズナンの方が30gもチーズが多く使われているという。30gの差でスペシャルチーズナンにしようかかなり揺れた春日だったが、明太チーズナンは他のお店で見たことがないという理由で最終的に「明太チーズナン」を選ぶことになった。
30gのチーズで長考できるのもBS番組の良さで、さらに春日だから許されるポイントと言えるだろう。ちなみにかなりボリューミーだった明太チーズナンは包んでもらい、家族へのおみやにした春日。大満足の表情で、お決まりの「ではではまたお会いしましょう」という言葉で締め括った。次回11月1日(土)夜10時からの放送は玉県草加市・東武伊勢崎線「新田駅」周辺。春日の地元である埼玉県で初のじばせん店探しとなる。

