1.生魚
日本では「猫は魚が好き」というイメージが定着していて、キャットフードの原材料にも魚が使われていることが多いです。しかし意外なことに、猫に一部の生魚を与えると健康を害してしまう可能性があります。
健康リスクを引き起こす危険性が高い生魚の種類には、以下のようなものが挙げられます。
サバ アジ サーモン タコ イカこれらの魚には「チアミナーゼ」という酵素が含まれ、猫の体に必要なビタミンB1(チアミン)を分解してしまうのです。継続して摂るとビタミンB1欠乏症を引き起こします。食欲不振、ふらつき、けいれんといった症状や、最悪の場合は昏睡状態に陥ることも。
さらに、生の魚介類には寄生虫(アニサキスなど)や細菌(サルモネラ菌、リステリア菌)が潜んでいることがあり、加熱せずに与えると消化器障害や感染症のリスクが高まります。
2.生肉
猫は肉食動物なので、生肉を与えるのが最も自然だと思いがちですが、生肉には細菌感染などを引き起こすリスクがあるため、与えないようにした方が安全です。
生の鶏肉や豚肉には、サルモネラ菌やカンピロバクター、トキソプラズマなどの病原体が潜む可能性があります。これらは嘔吐や下痢、発熱、脱水を引き起こすほか、免疫が弱い猫では重症化する危険もあるものです。
特に豚肉に含まれるトキソプラズマは、肝臓や神経に障害を及ぼすことがあり、酷くなると全身の臓器に悪影響を及ぼすこともあります。
冷凍しても病原体は死滅しない場合があるため、猫に肉を与える際は必ずしっかりと火を通し、塩分や調味料は使わないようにしましょう。

