3.生卵
卵白には「アビジン」という物質が含まれており、ビオチン(ビタミンB7)の吸収を妨げてしまうのです。ビオチン不足になると、毛づやの悪化、皮膚炎、元気消失などの症状が現れることがあります。
さらに、生卵にはサルモネラ菌が存在する可能性があり、感染すると下痢や嘔吐、発熱などの消化器症状を起こします。重度の場合は他の器官にまで影響を及ぼす危険性もあるため、与えることによるメリットは少ないでしょう。
アビジンは加熱すると不活性化する上、サルモネラ菌を殺菌することもできるので、卵を与える場合は完全に加熱したものを少量トッピング程度にとどめるのが安全です。
猫が生の食べ物を誤食した場合の対処法
今回紹介した生の食べ物を猫が誤食してしまった場合、焦ったりパニックになってしまったりするかもしれませんが、慌てずに対処をすることが大切です。
自己判断で嘔吐させようとしてしまうと危険な場合がありますので、まずは「何を」「どのくらい」「いつ」食べたのかを確認し、メモを取って動物病院に連絡し正確に伝えましょう。詳細をきちんと伝えることで、状況や猫の状態に応じて治療を進められます。
すぐには異常が見られない場合でも、潜伏期間を経て症状が出ることがあるため、下痢、嘔吐、発熱、元気消失などが見られたらすぐに受診してください。
日常生活においては、猫の手の届かない場所に生ものを置かない、調理中にも注意を払うなどの予防が健康を守る鍵になります。

