「ビタミンB1を効率良く摂取する」には何と一緒に食べるのが良い?管理栄養士が解説!

「ビタミンB1を効率良く摂取する」には何と一緒に食べるのが良い?管理栄養士が解説!

ビタミンB1が不足すると現れる症状とは?メディカルドック監修医がビタミンB1を効率よく摂取する方法を解説します。

※この記事はメディカルドックにて『日本人女性が罹りやすい「甲状腺がんの種類」は何かご存じですか?医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

前原 尚子

監修管理栄養士:
前原 尚子(管理栄養士)

病院で委託栄養士として給食管理業務や調理業務を担当。その後カフェで菓子製造に携わり製菓衛生師取得。保育園栄養士として従事しながら管理栄養士資格取得し現在15年目。母子栄養指導士(母子栄養協会)取得。

「ビタミンB1」とは?

「ビタミンB1」とは?

水溶性ビタミンの仲間で、化学的にはチアミンという名称の化合物で、ブドウ糖をエネルギーに変換する際に必要な栄養素です。エネルギー代謝(糖代謝)の反応の際の補酵素であり、筋肉、心臓、肝臓、腎臓、脳に高濃度に分布していますが、体内貯蔵量はビタミン類の中で最も少なく成人で25〜30㎎と推定されています。経口摂取されたビタミンB1は十二指腸から空腸.回腸で能動輸送により吸収され、過剰分は尿中へ排泄されます。半減期は9〜18日と短く過剰症はまず起こらないといわれています。つまり、摂取が少ないと欠乏症を生じる危険性の高いビタミンのひとつであり、臨床の現場では欠乏症が問題となります。

ビタミンB1の一日の摂取量

必要なビタミンB1の量は、年齢や性別によって異なります。
推奨量
男性成人(18歳以上)1.0~1.2㎎
女性成人(18歳以上)0.7~0.9㎎

妊婦(付加量)+0.2㎎
授乳婦(付加量)+0.2㎎
女性は特に妊娠中に消費量が増えるために推奨量が高めに設定されています。

配信元: Medical DOC

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