「周りにいないけど…」《サナ活》って本当にブーム?SNS懐疑の声も…高市首相アイテムの推し活はメディア演出?リアルな流行?

「周りにいないけど…」《サナ活》って本当にブーム?SNS懐疑の声も…高市首相アイテムの推し活はメディア演出?リアルな流行?

「私たちと同じ!」親近感が呼ぶ共感

 その他、高市氏の公言した「韓国コスメ好き」発言やメイク術など、「仕事に熱心で、なおかつ親近感の持てる女性」としてのライフスタイル全般が、特にZ世代の女性層の共感を呼んでいます。「サナのメイク真似したい」「お揃いバッグでモチベ上がる」といった声が実際に投稿されており、ロールモデルへの憧れが、そのまま「推し活」に繋がっている様子がうかがえます。

「周りにいない」の声の背景にある推し活文化

 一方で、「サナ活」関連の投稿を見ていると「本当に流行ってるの?」「周りにいない」という懐疑的な意見も多く見られます。これはなぜでしょうか?

 一つに、メディア主導の印象が強かったことが挙げられます。テレビやネットニュースで一斉に「ブーム!」と報じられたため、「誰かの仕掛けでは?」という疑念が生じたのでしょう。

 また、「こっそり」文化と政治的話題の忌避も挙げられます。そもそも推し活は、一人で楽しむ傾向が強いものです。さらに、初の女性首相誕生で政治が注目されているのは事実ですが、政治絡みの話題を公の場で避ける人も多いため、リアルな人間関係の中で「サナ活してる」と公言する人は少ないのかもしれませんね。

 確かに、メディアが「若者ブーム」と強調しすぎた側面は否めません。しかし、この現象は、誰にも知られず「仕事のモチベーションを上げるため」に、個々人がアイテムを購入している可能性がある点で、推し活ならではの特徴があると言えるでしょう。

配信元: LASISA

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LASISA

20代以上の“オトナ女子”に向けて、ビューティー・ファッション・恋愛・フード・ライフスタイルなど、ワタシをつくる、賢い選択につながるモノ・コトをお届けするWEBマガジンです。今一番旬なコスメはどれ? あのカフェの新作メニュー、もう食べた? 安くて使える生活雑貨が知りたい! パートナーとうまくいっていないとき、どうすればいい――? 女性の多くが抱くそんな興味や疑問、悩みに、分かりやすく丁寧に応える記事をお届けします。