「鳥取を侮辱するな」「地方ディスだ！」SNSで怒りの声
自民党の元衆院議員で、現在は保守系YouTuberとして活動する宮崎謙介氏が、SNS上での投稿が多くの反感を買う事態となり、大きな波紋を広げています。
問題となったのは、鳥取県の様子を「活気のなさ」「インフラ整備がなされてない」と痛烈に批判した投稿です。元政治家でありながら地方の魅力や人々の感情を無視したような発言が、「地域ディスだ」「失礼すぎる」として、ネット上で激しい非難を浴びています。
活気論争が招いた「品性のない発言」騒動
宮崎氏の投稿は10月下旬に自身のX（旧Twitter）アカウントで行われました。
「先日、人生で初めて鳥取県に行ってきた。鳥取の皆様には申し訳ないが、鳥取駅前の活気のなさ、インフラ整備がなされてないことから、政治家の力がないことを実感してきたところ。総理を経験されて、さすがに目が覚めたのではないかと思ったのだが」
この投稿は、石破茂元首相の地元である鳥取を標的にし、政治批判を意図したものとみられます。宮崎氏が高市早苗首相の支持派と目されることから、元首相の地元への「利益誘導」を揶揄（やゆ）する形で、長年の政治的な対立を蒸し返した構図です。
しかし、地元住民や地方に暮らす人々からは「単なる暴言」「地元愛を踏みにじる発言」として受け取られ、Xでは「鳥取県民を侮辱するな」「地方全体を馬鹿にするな」といった反発が相次ぎました。
