【闘病】まさか「便秘」と言われた“お腹の張り”が『卵巣がん』だったとは…

【闘病】まさか「便秘」と言われた“お腹の張り”が『卵巣がん』だったとは…

術後に始まった卵巣欠落症状

術後に始まった卵巣欠落症状

編集部

現在どのような治療をしていますか?

吉田さん

手術で両方の卵巣と子宮、大網を切除したので、更年期障害のような症状(卵巣欠落症状)を急に発症してしまいました。症状がひどく、ホルモン剤と入眠剤を服用しています。あとは3カ月ごとに通院しています。

編集部

急に更年期障害のような症状が始まったのですね。主にどのような症状がありますか?

吉田さん

いくつかの症状があります。とくに不眠、精神的不安定、ホットフラッシュがひどいです。もともとは汗をあまりかかない体質なのですが、術後から寝汗をかいて目を覚ましたり、普段の生活でも暑く感じたりすることがとても多くなりました。不眠に関しては、以前から眠りが浅く、物音などで起きることはありましたが、病気になってからはより症状が重くなり2時間以上の睡眠が困難となってしまいました。現在(取材時)は、睡眠導入剤を服用して、やっと3時間から4時間くらい眠れる日もあるという感じです。

編集部

病気になってからの心の支えを教えてください。

吉田さん

やはり家族が一番の支えでした。それに加えて、職場の人たちも親身になって相談にのってくれましたし、担当の先生にも大変お世話になりました。

編集部

医療従事者に望むことはありますか?

吉田さん

特にありません。私は担当医にも恵まれ、看護師さんにもとても親切にしてもらいました。そのような環境だったのもあり、「すべて任せよう」と思えました。

編集部

最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

吉田さん

私の場合、婦人科検診は妊娠時のみで出産後15年以上していませんでした。自分でも病気の症状に気づきにくかったので、「体に異変があったときには遅い。本当に検診は重要なのだ」と思い知らされました。婦人科検診はなかなか行きにくいと思います。でも、体に異変を感じたときには病状が進んでいる可能性が高いので、皆さんには、ぜひ検診に行ってほしいですね。

【婦人科腫瘍専門医の一言】
婦人科検診に行くことは大変重要です。しかしながら、早期発見につながる有効な検査は、子宮頸がんの検診のみで、卵巣がんの早期発見につながる有効な検査は今のところありません。

編集部まとめ

婦人科の検診は、なかなか足を運びづらい人も多いと思います。吉田さんも、出産から15年も検診に行かなかったことから、読者の皆さんには「ぜひ検診に行ってほしい」と自身の体験をとおして語っています。また、いざ病気になったときには、自分だけではなく家族や周りの人たちにも大きなショックを与えるのだと改めて気づかされました。家族や大切な人のためにも検診へ行きましょう。

なお、メディカルドックでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。

鈴木 幸雄

記事監修医師:
鈴木 幸雄(神奈川県立がんセンター/横浜市立大学医学部産婦人科)
※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。

配信元: Medical DOC

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