不貞を責めるLINEを送り続けるみわに疲れ果て、将也は連絡を絶ってしまいました。みわが、ふと将也のSNSを覗くと、「#モラハラ妻」というハッシュタグ付きで自分への愚痴が投稿されていて…。
謝罪をしても返事はない
私の責める言葉は、どんどんエスカレートしていきました。毎晩のように送る長文のLINEは日課のようになってしまっていました。
「どうして嘘をついたの?」
「あの時も不倫相手といたんでしょ?」
「最低だね」
将也からの返信は次第に短くなり、最後は「もう耐えられない。しばらく連絡をやめて」とだけありました。
そのメッセージを見て、私も少し冷静になりました。そこで短い謝罪LINEを送りました。
「責めすぎたことはごめんなさい。でも、裏切られた痛みは消えないんだよ」
返事は来ませんでした。静寂が怖くて、スマホを何度も開きます。でも、将也からメッセージが届くことはありませんでした。そんなある日、古いタブレットに連携されていた彼のSNSを見てしまったんです。胸騒ぎがして、こっそりチェックしてしまいました。
夫は私をモラハラと言う
それは将也の裏アカウントのようで、投稿していたのは私に対する愚痴でした。
「スマホを勝手に見られて最悪」
「不貞は悪いと思ったけど、それからずっとヒステリック。毎日罵倒するLINEが届きまくって心が疲弊」
そして、極めつけは「#モラハラ妻」というハッシュタグ。
その投稿のコメント欄には、将也を励ます言葉が並んでいました。
「そんな奥さんだからほかの女に癒されたくなるんだよな」
「それってモラハラだよ。逆に訴えたら勝てそう」
「そんな妻からは逃げて、自分の人生を生きましょうよ」
頭を鈍器で殴られたような衝撃。不貞を働いたのは彼なのに、なぜ私が悪者?全部彼の自業自得なのに―――。

