
俳優・庄司浩平が11月3日、都内で2冊目となる写真集「だから、ぼくは」の発売を記念した合同取材会実施。写真集への熱い思いや撮影エピソード、そして今後の展望を語った。
■待望の2st写真集を発売「100点満点の自信」
イベント冒頭、庄司は「大変多くの方に手に取っていただき、メディアの方にも取材していただいたので、皆さんに注目していただいているなという実感はすごく感じています」と、写真集への反響に喜びを語った。
タイトル「だから、ぼくは」について問われると、「以前出したファースト写真集でも句読点を入れるということをやっていたので、今回も読者の方に表紙の段階で引っかかりを作れたらなと思い、このタイトルにしました」と説明。
お気に入りのページとして、カメラマンの青の表現が美しい海辺のカットを挙げ、「見開きのインパクトと、そのカラーとポツンと佇む自分という構図がとても好きで。前半から積み重ねてきたものが、あのページに繋がるというストーリーライン的な意味でも、長く見続けたい一枚」と熱弁した。
■「写真の並びやストーリーを感じて」
撮影は今年の夏頃、都内を中心にスタジオや森、林、海などさまざまなシチュエーションで行われたという。特に注目してほしいポイントとして「構成」を挙げ、「2nd写真集ということもあり、いわゆる写真集によくある流れはあまり踏襲せず、自分のやりたいように写真の並びやストーリーを組み立てていただいた。一冊通して読んでいただき、その体験を感じていただきたい」とアピール。
写真集に点数をつけるならという質問には、「だいたい成長の余地を残して80点くらいが相場かと思いますが、僕は100点にしたい」と宣言。「この写真集を通して、新しい自分の顔を見つけたかったわけではなく、今持っているものを、周りのプロフェッショナルの方々のご協力のもと、今できる最大を出し切った。皆さまへの敬意と、僕自身の満足度を含めて100点です」と、その理由を語り、会場からは拍手が沸き起こった。
■撮影秘話と「大人になった」実感
質疑応答では、撮影中の思い出深いエピソードについて問われ、スタジオでの撮影に言及。「作り込みと現場のライブ感が良い具合に共存していた。顔にインクを乗せたり、ヘアスタイルや服を崩していく中で、ただ崩すのではなく“計算されたカオス”を作ることを大切にした」と明かした。
ファッションショーのモデル経験との違いについては、「ファッション誌やショーでは服に目が行くようにするが、写真集は僕自身が主体。構成要素である服やスタイリング、ヘアメイクをどう生かしながら、庄司浩平という一人の人物を表現するか、その比重の問題」と語る。
■「読者に常に引っかかりを覚えてほしい」
ファースト写真集からの変化・成長については、「前回は受動的で、いただいた提案に丸ごと乗っかる形だった。当時はまだ学生で、色が付いていないフレッシュなものが撮れた」と振り返り、「今回は色々なことを学び、キャリアを積む中で、自分のやりたいことと、購入していただく方の視点の両方を鑑みながら作るという意味で、大人になったなと思います」と笑顔を見せた。
自身の文章が写真集に綴られていることにも触れ、「読者に常に引っかかりを覚えてほしい。前後関係がありそうでなさそう、というのを人によって感じてもらえるように意識した」と、こだわりをアピール。
■俳優としての展望「映画に出たい」
昨年、「仮面ライダーガヴ」への出演で多くの人に知られるようになった庄司。今後の俳優としての展望について問われると、「映画には出たい」と話す。
「これまでのキャリアでも映画出演の機会はあったが、それは作品の地続きで出させていただくものだった。これからのキャリアを歩んでいく上で、単純に映画が好きなので、そういった世界に長く身を置きたい」と語った。
さらに、「10年後も15年後も、常に未来に自分の居場所があってほしい。26歳だからできる役と、50歳にならないとできない役があるはずなので、その瞬間瞬間に求められる姿になっていくのが、短期・長期を含めての展望」と、俳優としての揺るぎない覚悟を垣間見えた。
■ファンへのメッセージ「教科書通りの道は面白くない」
イベントの最後に、ファンへのメッセージを求められた庄司は、「いつも応援いただき本当にありがとうございます。皆さまの応援があってこういった機会ができています。今年は本当に多くの方に認知していただき、応援していただく機会が増えたと日々実感しています」と感謝を述べた。
そして、「いい形で皆さんの期待を裏切れるように、あまり教科書通りの道を行くのも面白くない。庄司浩平だから面白いよね、と言ってもらえるように、これからも自分なりの道を進んでいければいいなと思います」と、今後の活動への意欲も。
「演じることも、モデルをすることも、英語を使って仕事することも、バスケすることも、文学に携わることも、どれも好きです。人によって興味がないものもあるでしょうから、ご自身の好きなところを見ていただいて、そういった瞬間が増えるように頑張りたい」と、多様な活動を通してファンとの接点を増やしていきたいという思いを明かし、イベントを締めくくった。

