宮崎氏が「謝罪」。SNSの反応は?
前日(2025年11月2日)、自民党の元衆院議員・宮崎謙介氏がX(旧Twitter)で行った鳥取県への批判投稿が「地方ディス」として大きな波紋を広げましたが、この騒動は新たな展開を迎えています。
宮崎氏はXで「言葉足らずで申し訳ないです。詳細を綴りました」と謝罪文を投稿しましたが、同時に公開されたブログでの「真意」説明が、かえってSNSの批判を増幅させ、さらなる怒りを呼ぶ事態となっています。謝罪の不誠実さや、政治的対立の道具にされた地元民の怒りは収まらず、「二度と鳥取に来るな」といった拒絶の声が続いています。
「不快にさせてごめん、でも現実を見ろ」が逆効果か
宮崎氏がブログで強調した真意の核心は3つに集約されます。
一つ目は石破元総理への違和感。「総理の立場を経験した人が、舌の根も乾かぬうちに現政権への『後ろから鉄砲』を撃っていることに異を唱えたかった」とのこと。
二つ目は、「石破氏が初代地方創生担当大臣に就任して10年、地元鳥取の発展が期待を裏切った。政治家は『口だけではなく実行力があってこそ』」と、地方創生の成果への疑問を挙げました。
三つ目は、「訪問時に地元住民から 『案内できるところは砂丘くらいしかない』『石破氏の顔も見ない』など、政治への不満を多く耳にした。」と地元の声があったことを挙げました。
しかし、この真意説明の直後、SNSでは批判が再燃しました。宮崎氏は「不快な思いをさせてしまったことにおわびを申し上げます」と述べつつ、「どうぞ客観的に現実を見ていただき受け入れていただきたい」と、批判者にも現実の受容を求めた姿勢が、「傲慢だ」「謝罪の体をなしていない」と激しい反発を招いているようです。

