「政治家としての正論」と理解を示す声も
批判の声が大多数を占める一方で、宮崎氏のブログで述べられた政治的真意に対して理解を示す声もあります。ユーザーからは「真意はつたわった!」「言っていることは、地方創生がうまくいっていないという政治家としての正論だ」「石破氏への批判の軸はブレていない」という擁護の投稿が見られました。
これは、謝罪の形ではなく、あくまで「政治家は結果を出せ」という宮崎氏の主張自体には共感を示す層が存在することを意味しています。しかし、その主張を「鳥取県の現状を例に出して行った手段」に対する批判の声がやはり圧倒的多数を占めているのが現状です。
地元愛の理解が欠如
謝罪後もX上では、宮崎氏への非難がエスカレートしています。特に「鳥取を盾にした政治攻撃」という側面への怒りが集中しています。
鳥取出身のユーザーからは「謝罪する気がないなら言わないで。二度と鳥取に来るな」という、強い拒絶のメッセージが投稿されています。さらに、ユーザーからは「反省していない」「鳥取を盾にした政治攻撃」と、謝罪の不誠実さを指摘する声が続出。形式的な謝罪が、かえって信頼を失うというSNSの原則を示しました。
また、「鳥取は10年前より駅前は良くなっている」「地元民の不満を都合よく使った」との声もあり、宮崎氏が地域の実情を理解せず、一方的に印象で語ったことへの怒りが広がり、地元の誇りを守る議論へと発展しています。

