多発性骨髄腫を広く知ってほしい
編集部
多発性骨髄腫について詳しく知らない、わからない人、普段から病気を意識していない人に伝えたいことは何でしょうか?
古田さん
いつ誰がどんな病気や事故に遭うかわからないですから、他人事と考えずに気を付けて毎日を大切に過ごしてください。私自身は「もっと体を大事にして健診も受けていれば」と後悔したからです。
編集部
ご自身の闘病体験を通して、医療従事者に望むこと、期待することはありますか?
古田さん
病院スタッフの皆さま、多忙を極める中、懸命に仕事(治療)にあたってくださり感謝しかありません。むしろ過労で倒れないかと心配です。無理をなさらないでください。強いて要望を挙げれば、もう少しゆっくり病気や薬剤、治療の説明をしていただけると助かります。今でこそ自分で調べて知識を吸収しましたが、医療の知識が全くなかったときは説明を受けても理解できなかったからです。
編集部
最後に読者へ向けてメッセージもお願いします。
古田さん
俳優の佐野史郎さん、経済評論家の岸博之さん、漫才師の宮川花子さんも同じ病気と闘っておられます。多発性骨髄腫患者さんとご家族の皆さまには、とにかく頑張りましょうと言いたいです。そして、患者会への入会を強くおすすめします。いろいろと相談に乗ってもらえて、有益な情報を得られますので。
編集部まとめ
多発性骨髄腫は中高年以上に発症する人が多く、貧血や骨折、感染症といった症状で発見されるケースが多い疾患です。初期症状がわかりにくい血液疾患ですが、日頃から健診をおこなっておくことで早期発見につなげることもできます。定期的な健診を始め、自分自身の体とも真っ直ぐに向き合い、小さな違和感も見逃さないことが大切です。また、多発性骨髄腫のような血液のがんに使用される抗がん剤は高価なことが多いため、がん保険への加入や見直しをしておくことも意識しましょう。
なお、メディカルドックでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。
記事監修医師:
鎌田 百合(医師)
※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。

