和食は健康意識を背景に一定の割合を維持
和食への初挑戦は各年で変動はあるものの、2020年以降は概ね20%前後で安定的に推移しています(2020年22.7%、2022年26.9%、2025年19.8%)。肉じゃが、唐揚げ、切り干し大根、さばの味噌煮など、家庭料理の定番メニューへの初挑戦が根強く続いています。
食品価格の上昇に加えて、栄養バランスや健康を意識する傾向も背景にあります。農林水産省の調査によると、「日本型食生活を実践している」と答えた人は72.1%にのぼり(※3)、「健全な食生活を心掛けている」人が74.7%に達しています。こうした健康志向が、「家族の健康のために基本の和食を作れるようになりたい」という初挑戦を後押ししていると考えられます。
秋の味覚への挑戦は根強く継続
過去5年間の10月データを分析すると、「渋皮煮」「大学芋」「栗ご飯」など秋の味覚を使った料理が、毎年「初めて挑戦レシピ」の上位に入っています。年間を通じては実益重視の傾向が強まる一方で、季節の旬を楽しむ初挑戦は根強く残っています。

