1.頬の大きさと張り具合
オス猫は繁殖期にオス同士の闘争があることから、先天的に身体を守るよう頑丈に成長していきます。特に未去勢のオスは、顔の筋肉や皮下脂肪も発達して、頬が丸く盛り上がったように大きくなるので、メスにはない「顔の大きさ」が見分けるポイントのひとつになります。
この頬の張りは、分泌されるテストステロンによって成長するため、去勢後にホルモン分泌が減ることから、時間とともに頬の張りが少しずつ落ち着いたり、早期の去勢でそもそも大きくならなかったりすることがあります。
2.ウィスカーパッド(ヒゲ袋)の盛り上がり
頬の張り方と同様に、猫はヒゲの根元・ウィスカーパッドにもオスとメスで多少の違いが見られます。顔全体が筋肉質になるオスは、ウィスカーパッドがメスよりもぷっくりと張り出して立体的になっています。
一方、メス猫や子猫、性ホルモンの影響が弱い去勢済みのオスは、ウィスカーパッドの盛り上がりは控えめなので顔立ちはすっきりとしています。
ウィスカーパッドの盛り上がりには個体差が大きく、毛の長さや体格などでも見え方が多少変わります。また、感覚神経が集まっている場所なので、おもちゃに集中してヒゲが前に向いているときには、オス・メス関係なくふっくらとして見えることがあります。

