「悪性リンパ腫を治療しない」とどうなるかご存知ですか?医師が徹底解説!

「悪性リンパ腫を治療しない」とどうなるかご存知ですか?医師が徹底解説!

「悪性リンパ腫」についてよくある質問

ここまで悪性リンパ腫を紹介しました。ここでは「悪性リンパ腫」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

悪性リンパ腫を治療しないと、どのように症状が進行しますか?

甲斐沼 孟(医師)

悪性リンパ腫は、白血球の一種であるリンパ球が異常に増殖し、リンパ節などで腫瘍を形成する血液のがんの一種です。
治療を受けない場合、症状は次第に進行します。
初期段階では、リンパ節の腫れやしこりが比較的早く現れることがあります。
リンパ節の腫れやしこりは、首、わきの下、足の付け根などのリンパ節が多い部分で特に見られます。
悪性リンパ腫が進行すると、腫れやしこりが広がり、全身に症状が現れることがあります。主な全身症状には、発熱、体重の減少、激しい寝汗(盗汗)が挙げられます。
さらに、腫瘍が大きくなると、気道、血管、脊髄などが圧迫され、気道閉塞、血流障害、麻痺などの症状が現れることもあります。

悪性リンパ腫を治療しない場合、生存率や余命はどうなりますか?

甲斐沼 孟(医師)

悪性リンパ腫は、リンパ系の細胞が異常に増殖することにより発生する血液がんの一種です。
治療を行わない場合の生存率は、病型、病勢(病気の進行速度)、病期(病気の進行度)により大きく異なります。
悪性リンパ腫は、その種類や進行度により、治療の効果が大きく異なります。
例えば、病期で分けると、限局期(ステージⅠ〜Ⅱ)の5年生存率は約70〜90%、進行期(ステージⅢ〜Ⅳ)では約40〜60%となります。
これは、病気が進行するにつれて治療の困難さが増すためです。
また、悪性リンパ腫の種類によっても生存率は異なります。ホジキンリンパ腫の5年生存率は約90%、非ホジキンリンパ腫の場合は約70-90%とされています。

編集部まとめ

ここまで悪性リンパ腫についてお伝えしてきました。悪性リンパ腫についての要点をまとめると以下の通りです。

⚫︎まとめ

・悪性リンパ腫とは、免疫系の一部を形成するリンパ球が異常に増殖する疾患である

・悪性リンパ腫の症状として、リンパ節の腫れやしこり、発熱、体重の減少、激しい寝汗などが挙げられる

・悪性リンパ腫の生存率は、ステージⅠ〜Ⅱの5年生存率は約70〜90%、ステージⅢ〜Ⅳでは約40〜60%とされている

配信元: Medical DOC

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