運転や免許返納について話し合う上での主な障壁はなに?

「免許返納後の生活イメージが湧かないこと」や「親のプライドや自尊心」がポイントに
また、70代以上の親と自動車の運転や免許返納について話したことがないと回答した人に「親と自動車の運転や免許返納について話し合う上での障壁となっていることは何か」を尋ねました。
その結果、1位が「特にない」で33.3%、2位が「免許返納後の生活イメージが湧かないこと」で31.8%、3位が「親のプライドや自尊心」で20.5%となりました。
自動車の運転や免許返納について話し合う上での主な障壁は、「免許返納後の生活イメージが湧かないこと」という環境的な要因に加え、「親のプライドや自尊心」といった心理的な要因もあることがわかりました。
約7割が、親の免許返納に向けて具体的な行動をしていない

次に、親が自動車を運転していると回答した人に「親の自動車免許返納に向けて、現在行っていることはあるか」を聞く設問では、1位が「特にない」で70.9%、2位が「親との話し合い・説得」で13.8%、3位が「運転状況の確認と判断材料の提供」で10.5%という結果になりました。
この結果から、70代以上の親が自動車を運転している人の約7割は、親の免許返納に向けて具体的な行動をしていないことが明らかになりました。
