【職場の忘年会】80%が “参加希望” も… じつは「幹事に望むこと」 3位:人間関係に配慮、2位:余興やゲーム、 気になる1位は

【職場の忘年会】80%が “参加希望” も… じつは「幹事に望むこと」 3位:人間関係に配慮、2位:余興やゲーム、 気になる1位は

現代の世相を反映した要望いろいろ

 日程調整ツール「調整さん」を運営するミクステンド社が、「今年(2025年)の職場の忘年会」に関するアンケートを実施し、その結果を発表しました。忘年会に8割超が「参加したい」と高い意欲を示す一方で、幹事に対しては、現代の働き方や社会のトレンドを反映した工夫が求められている実態が明らかになりました。

 調査は2025年10月1~15日、「調整さん」ユーザーである10代以上の会社員、自営業、経営者・役員、公務員、その他団体職員、パート・アルバイトなど2831人を対象にウェブ上で行われたものです。

 まず、2025年の職場の忘年会に参加したいと思うか否かについては「開催/参加したいと思っている」51.7%、「開催/参加を決めている」28.5%、「開催/参加したくないと思っている」11.0%、「開催/参加しないことを決めている」8.8%で、全体の80.2%がこの年末の忘年会に参加したいと考えていることが分かりました。

 職場の忘年会で幹事にしてもらうとうれしい工夫(複数回答)の上位6項目はカウントダウン順に、靴を脱ぐかどうか事前に知らせる、2次会の有無を事前に知らせる、電子マネーでの会費支払いに対応、人間関係に配慮した席次を組む、全員が楽しめるよう余興やゲームを企画、店の場所をGoogleマップのリンクで共有、という結果に。特に上位4項目はいずれも3割以上の支持を集めています。

「その他」を選んだ人に自由回答形式で具体的な希望を尋ねたところ、お酌禁止(50代会社員)、「的確なスケジュール管理と時間通りの閉会」(60代自営業)、「誰が参加するか事前に分かるように共有する」(30代会社員)、「キャンセル期限やキャンセル料金の明示」(60代会社員)、「喫煙可能かどうか」(20代会社員)など。ハラスメント対策やプライベートを尊重する時代の流れを反映する声が複数寄せられたほか、タバコが吸える場所が少なくなっているためか、喫煙スペースが設けられた店での開催を望む声も目立つなど、令和の世相を反映した結果になっています。

 また、職場の忘年会で備後をしたことがあるか否かは51.5%が「ある」と回答。年代が上がるほど経験者が多く、20代が28.0%なのに対して50代以上は6割を超えています。ビンゴやゲームの景品でもらえてうれしいのは、お食事券や商品券が群を抜いて多く、以下、お米券やNintendo Switch2などが続きました。

 同社の担当者は「忘年会への参加意欲が高い一方で、参加者側は場所の共有の手軽さや、キャッシュレスでの支払い、そして強制されない自由な参加を求めており、幹事にはデジタルとハラスメントへの配慮の両面が期待されていると言える」と分析しています。

(LASISA編集部)

配信元: LASISA

提供元

プロフィール画像

LASISA

20代以上の“オトナ女子”に向けて、ビューティー・ファッション・恋愛・フード・ライフスタイルなど、ワタシをつくる、賢い選択につながるモノ・コトをお届けするWEBマガジンです。今一番旬なコスメはどれ? あのカフェの新作メニュー、もう食べた? 安くて使える生活雑貨が知りたい! パートナーとうまくいっていないとき、どうすればいい――? 女性の多くが抱くそんな興味や疑問、悩みに、分かりやすく丁寧に応える記事をお届けします。