長野県の軽井沢にある「ムーゼの森」は、洋書の絵本やドイツの木製おもちゃなど、普段出会えない絵本やおもちゃに出会える場所。絵本の美術館やおもちゃの博物館、おしゃれな庭園がある、ミュージアムパークです。
今回はそんな「ムーゼの森」担当者に、園内のおすすめのスポットやイベント、お土産情報を聞いてみました。
「ムーゼの森」ってどんなスポット?
「ムーゼの森」は、長野県東部の高原リゾート地・軽井沢に位置しています。「エルツおもちゃ博物館・軽井沢」「軽井沢絵本の森美術館/ピクチャレスク・ガーデン」のほか、ショップやカフェも併設されているので、休憩をはさみながらゆったり過ごせるでしょう。
大人には、忘れかけていた心を呼び戻す空間を、子どもには古き良き芸術と文化を提供します。(施設担当者)
「ムーゼの森」子連れおすすめスポット!
エルツおもちゃ博物館・軽井沢
主にドイツ・エルツ地方(くるみ割り人形のふるさと)の木工おもちゃを中心に展示しています。季節で変わる企画展示の他に、映像コーナーや実際に木工おもちゃに触れられるコーナーもあるため、体感しながら博物館をお楽しみいただけます。(施設担当者)

館内には約300年の歴史を持つ伝統木工芸品や、ヨーロッパの良質な知育玩具がたくさん展示されています。マイスター(高度な技術を継承する職人)の手によって丁寧に作られた「くるみ割り人形」や「パイプ人形」、「クリスマスピラミッド」など、歴史と文化が息づいた木工おもちゃの数々を見られます。
※くるみ割り人形:主にクリスマスの装飾品として知られる伝統的な木工芸品。パイプ人形:中に火のついたお香を入れると、口から煙が出るという仕組みのおもちゃ。クリスマスピラミッド:クリスマスのデコレーションの一種。

絵本の題材にもなっている本物の「くるみ割り人形」の展示のほか、木工おもちゃに触れられるコーナーがあるので、実際に手にとってみてください。(施設担当者)
軽井沢絵本の森美術館
約1,500冊の洋書・和書がある絵本図書館があります。お気に入りの絵本を探してみて!(施設担当者)
欧米の絵本を中心とした、絵本専門の美術館です。近現代で活躍した画家たちの貴重な絵本原画や初版本が展示されています。第1展示館から第3展示館まであり、それぞれで違った展示内容を楽しむことができます。
ピクチャレスク・ガーデン
軽井沢絵本の森美術館の園内にはピクチャレスク・ガーデンが広がっています。美術館巡りの合間に、軽井沢の自然を楽しんでください。(施設担当者)
「ピクチャレスク(picturesque)」とは、英語で「絵のように美しい」という意味を持ちます。「ムーゼの森」の庭園は、英国人ランドスケープデザイナーのポール・スミザー氏が手がけたナチュラルガーデンで、軽井沢の豊かな自然を存分に感じられるでしょう。
まるで絵本の中に迷い込んだような美しい風景は、写真撮影にもぴったりです。家族の素敵な思い出を残すのにも最適なスポットです。
※ランドスケープデザイナー:公園・広場・庭園・建物周辺など、屋外空間をデザインする専門家

