息をするだけで肩が上がるほど…それでも妹は生きることを諦めなかった|卵巣がんと私

息をするだけで肩が上がるほど…それでも妹は生きることを諦めなかった|卵巣がんと私

卵巣がんと診断され、抗がん剤治療を受けていた苗さん。はじめは順調だったものの、今度は十二指腸にもがんが見つかり、治療が難しくなります。その後、緩和治療に切り替えて…。

©tsukimama34

©tsukimama34

©tsukimama34

「心の準備を」医師の言葉が刺さります。

©tsukimama34

©tsukimama34

苦しそうになりながらも、必死で生きる苗さん。

©tsukimama34

©tsukimama34

手を握ると、握り返してくれました。

©tsukimama34

©tsukimama34

心の準備をしておいてくださいと言われた苗さんの家族。それから2週間がたつも、苗さんは息があがりながらも懸命に生きようとしていました。

兄・豊さんや弟・稔さんも苗さんのそばで声をかけます。最後まであきらめずにいる苗さんはとても強い人です。

家族で支え合って懸命に生きる

©tsukimama34

©tsukimama34

長引く腰痛に悩んでいた主人公・苗さんは、兄が勤務する病院で診察を受けることになりました。整形外科や泌尿器科での検査の結果は問題なかったものの、婦人科での検査で「卵巣がん」が判明します。

その後、苗さんは抗がん剤治療を懸命に続け、一時は病状も良くなっていきますが、今度は十二指腸でがんが見つかります。主治医の煮え切らない態度にモヤモヤし、東洋医学を頼りにする苗さん。心配した夫は、別の病院で働く医師で大学時代の先輩・丸田先生の元へ苗さんを連れていきますが、すでに手術ができる状況ではなく、緩和治療へと切り替えることにしたのでした。

体がつらい中でも、いつも周りのことを気にかけながらがんと闘い続けた苗さん。夫や家族は、彼女の意思を尊重しつつ自分たちにできることを考え、最後まで苗さんに寄り添いました。

日ごろから体の変化に注意を向け、小さな異変でも検査を受ける意識が、命を守る大きな一歩になることを教えてくれるエピソードです。

記事作成: sa-i

(配信元: ママリ

配信元: ママリ

提供元

プロフィール画像

ママリ

ママリは、妊活・妊娠・出産・育児など、変化する家族のライフステージに寄り添う情報サイトです。