シタ夫への怒りが消えないみわは、姉に愚痴を聞き続けてもらうことで、少しずつ自分の気持ちと向き合えるようになっていきました。その結果、夫に対する執着心のような感情は少しずつ薄れてきて…。
感情が爆発して涙が止まらない
メンタルクリニックに通っても、将也への怒りが完全に消えることはありませんでした。不貞に対して「罰を与えたい」あるいは「私の苦しみを理解してほしい」という切実な願いがあって、ある意味執着心のようになっていたのだと思います。
ある週末、私は姉に今の気持ちをひたすら吐露しました。
「なんで私ばっかり」
「きっと今日も将也はのうのうと会社に行って、不貞相手と会って、SNSで私を被害者面で訴えてる」
「なんで真面目にやっていた私が、夫の不貞のせいでメンタルクリニックに通って、人生めちゃくちゃにされるの?」
姉はただ黙って、私の言葉を受け止めてくれました。一切の反論も、助言もせず、ただ相槌を打ってくれることに本当に救われました。
全部楽になった…姉の存在の大きさ
真夜中まで愚痴を言い続けた私の心の中から、将也への攻撃的な気持ちが少しなくなっていくのを感じました。
「はあ…私、もう将也を責める気力が残ってないかも」
そう言うと、姉は静かにこう言いました。
「よかったじゃん。力が残らないほど愚痴をこぼして、全部吐き出せたのかもね」
姉の存在は、本当にありがたかったです。姉のおかげで、私はふと立ち止まり、これからのことを考えることができました。

