「乳がんから転移しやすい5つの部位」はご存知ですか?【医師解説】

「乳がんから転移しやすい5つの部位」はご存知ですか?【医師解説】

乳がんの遠隔転移とは?

乳がんの遠隔転移とは乳房から離れた臓器や組織にがんが現れることです。乳がんは血液やリンパ液の流れに乗って、離れた場所に転移することがあります。乳がんが診断された時点で遠隔転移がある場合はステージ4です。

乳がんから転移しやすい部位

乳がんが転移しやすい部位についてご紹介します。

乳がんが転移する順番として、約30%の患者さんで最初に骨に転移します。背骨、骨盤、大腿骨、上腕骨、肋骨、頭蓋骨などに転移が多いです。膝から下や肘から先の骨にはほとんど転移しません。症状として、転移した部位の痛みを自覚することがあります。荷重のかかる部位では骨折することもあり、強い痛みが出る可能性があります。症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。また、背骨に転移がある場合、進行するとしびれや麻痺の症状が出ることがあります。その場合は緊急性が高いため、すぐに受診しましょう。

乳がんが血液やリンパ液の流れに乗って、肺転移をすることがあります。初めは転移があっても無症状のことが多く、画像検査で発見されることがあります。進行すると、長引く咳や息苦しさなどが現れます。症状が続く場合は、医療機関を受診しましょう。

肝臓

乳がんが血液の流れに乗って、肝臓に転移を引き起こすことがあります。肝転移は沈黙の臓器ともいわれ、症状が出ないことが多いです。進行すると、お腹の張り、黄疸、食欲不振、体重減少などの症状が出てくることがあります。症状がある場合は、医療機関を受診しましょう。

・どんな病院・科に行くべきか、受診時の注意点、緊急性
乳がんが脳に転移することがあります。脳に転移した場合、頭痛、めまいや嘔吐などの症状がでることがあります。転移した場所や程度によって、麻痺、けいれんや意識障害などの症状が現れることもあります。症状がある場合はすぐに医療機関を受診しましょう。

リンパ節

リンパ液の流れに乗って、乳がんがリンパ節に転移することがあります。首のリンパ節など乳房から少し離れたリンパ節に転移した場合は、遠隔転移とみなされます。症状として、リンパ節の腫れに気が付くことがあります。症状がある場合は、乳腺科を受診しましょう。

配信元: Medical DOC

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