
前田公輝、水沢林太郎がW主演を務める水曜ドラマ「おいしい離婚届けます」(毎週水曜深夜0:24-0:54、中京テレビ・日本テレビ系※TVer、Huluでも配信)。オリジナル脚本で描く、法では結ばれない二人が問いかけるヒューマンリーガルドラマ。
このたび、公私共にパートナーの弁護士・音喜多初役の前田、探偵・伊勢谷海役の水沢にインタビューを実施。撮影の裏側やドラマの見どころを聞いた。
■演じる役どころの魅力に迫る
前田:依頼人の望む結果を得るため、自己犠牲もいとわず集中できるのが初です。彼の元に来る人は、ギリギリで限界の方も多い。そうした人を引き寄せるエネルギーが初にはあると感じます
水沢:そんな初さんを一番近くで支えているのが海。優しさや苦しさに敏感な人で、僕自身も割と過敏に反応してしまうタイプだからこそ共感できるところは多いなと思いました。お芝居ではそこを大切に演じていました
前田:海は言うべきことをはっきり言う人。林太郎くんも自分の言葉で表現できるのが魅力で、そこが役にも自然に重なっているよね
水沢:前田さん演じる初さんは、一見無表情なシーンでも目の動きや言葉遣いなど細部が全て違う。家にいるときも仕事中も。実は多くの情報を発信している人で、それを間近で見るのが楽しかったです。視聴者の方にも注目してほしいなと勝手に思っています(笑)
■今作が初共演「理解とリスペクトを深めた」
前田:林太郎くんは20代前半とは思えないほどご自身のことをよく分かっている。この年齢にして考え方も全く浮足立っていないというか…。とにかく、この業界に林太郎くんのような人がもっと増えればいいと思う方です
水沢:初めて言われました。うれしいです。でも、増えたら僕の仕事が減ってしまうかも(笑)
前田:あはははは(笑)
水沢:前田さんは幅広い役をやられていて、素はどんな方なのか最初は本当に分からなかったんです
前田:それ、よく言われる
水沢:接してみると、適切な言葉で自分の意見を正しく伝えてくださる方で、とても信頼できるなって。現場での気遣いや感謝の伝え方も、僕がなりたい大人の理想像に一番近い人なんです。それに僕は前田さんの話し方も好きで。マネしてしまうこともあります(笑)
前田:え、本当!? 驚いた。その話、後で詳しく聞かせて(笑)
■劇中にはさまざまな夫婦が登場…理想の家族像は?
前田:僕が7月期に出演したドラマ『完全不倫―』(2025年、日本テレビ系)に、『お互いのリズムで過ごし、気付いたら同じタイミングでお茶を飲んでいるような家族でありたい』というセリフがあって。お互いを尊重し、無理のない距離感を探れる関係はきっと幸せなんじゃないかなって
水沢:僕はまだ理想の家族像などはピンとこないですがいつか平屋に住んで農業ができたらいいなと思います。米や畑に興味があります
前田:そうなんだ! ちなみに林太郎くんはパートナーの嫌な部分が見えたら言う? 我慢する?
水沢:1回目は我慢します。2回目、やっぱり苦手だと感じたら言いますね。前田さんは?
前田:言う。でも、それが相手の最善だった可能性もあるから直球でなくギャグっぽい空気で。『あれは○○かも!?』みたい(笑)
水沢:(笑)。相手が部屋を片付けないときとかはどうします?」
前田:それは事前に担当分けしてない自分が悪い。僕、まずは自責なんです。人は変えられないから。だから自省した上で『○○できる可能性もあるかな~?』なんて明るく伝えると思います(笑)
■家族との思い出エピソードを告白
前田:僕、兄、妹がまだ実家に住んでいた頃、誕生日の人が王冠をかぶって“王様の言うことは絶対”のルールで過ごしていたんです。『お皿、取って』とか(笑)。ウチは家族の仲が良くて、そのイベントもすごく楽しかったです
水沢:中3のとき、僕の希望でイヌを飼い始めました。その日から家族が一致団結してワンコをサポートする生活に一変。にぎやかで、毎日が動物園みたいでしたね。イヌも寝言を言うんだとか、僕自身も新たな驚きがたくさんありました
◆取材・文=川倉由起子

