なぜ謝罪しても収まらない?SNS上の「怒りの正体」
池内氏の謝罪文は、「高市総理を現地妻であるなどということを意図して書いたものではありませんでしたが、誤解を招く表現であったことをお詫びいたします」という内容でした。しかし、この謝罪がさらなる批判を呼びました。
SNS上のコメントは、主に「謝罪への不信感」と「女性差別への怒り」が中心です。
「誤解ではない、差別だ」という断罪
最も多かったのは、池内氏が使用した「誤解を招く表現」という言葉への反発です。
「誤解なんか招いていません。あなたの投稿こそが、おぞましい『女性への差別』そのもの。」
「『現地妻』は明確な性差別であり植民地主義的侮辱。『誤解を招く表現』という曖昧な言い訳をせず、侮辱した事実を認め、謝罪しなければ性差別はなくなりません。」
SNSユーザーは、「現地妻」という言葉が持つ歴史的・差別的な意味を明確に認識しており、池内氏の発言が女性を男性の「添え物」として貶める意図があったと受け止めています。そのため、「意図していない」「誤解だ」という釈明は、差別をした事実を認めない言い逃れだと見なされ、怒りを増幅させました。

