塩崎太智&加藤大悟、学園BL小説ドラマ化で共演「メンバーには見てほしくない(笑)。照れちゃいます」<タクミくんシリーズ>

塩崎太智&加藤大悟、学園BL小説ドラマ化で共演「メンバーには見てほしくない(笑)。照れちゃいます」<タクミくんシリーズ>

塩崎太智(写真左)、加藤大悟
塩崎太智(写真左)、加藤大悟 / 撮影=ナカムラヨシノーブ

塩崎太智&加藤大悟がW主演を務めるドラマ「タクミくんシリーズ -Drama-」が9月21日(日)からBSフジで放送、FODで独占配信がスタートする。本ドラマは1992年の刊行開始以来、累計500万部を超える、ごとうしのぶ原作による「タクミくんシリーズ」の初の連続ドラマ化で、名門の全寮制男子校祠堂学院に通う葉山託生(通称タクミ)と崎義一(通称ギイ)を中心とした学園ラブストーリー。WEBザテレビジョンでは、タクミ役の塩崎とギイ役の加藤にインタビューを実施し、作品の見どころや撮影秘話を語ってもらった。

■「歴史のある偉大な作品に携わらせてもらえてすごくうれしい」(塩崎)

――出演が決まったときの感想から教えてください。

塩崎:主演というのはうれしかったです。台本を読むと僕が思っていたBL作品とはイメージが違ったので驚きました。メインの2人のストーリーだけを追っていくのではなく、いろんな組の恋愛が錯綜していて、あちこちでつながっていて面白かったです。

加藤:僕は前作の映画版から出演させていただいていて、ドラマシリーズ化されるとは思っていなかったので驚きました。2回目の芝居が一番難しいって言いますけど、映画版とドラマ版でお芝居を変えるなどはなく、ギイとしてしっかりと生きたつもりです。純愛と言いますか、それぞれがしっかりと愛を持って人に接している、その姿が素晴らしいなと思いました。

――本シリーズの伝統でもある水色のブレザーも着用されていますが、袖を通した感想はいかがですか?

塩崎:歴史のある偉大な作品に携わらせてもらえたことがすごくうれしいですし、M!LKでの僕のメンバーカラーも青なので、縁を感じました。なかなかこんな明るい水色のブレザーって他に無いと思うので、不思議な感じではありましたけど、ワクワクしました。

加藤:僕は最初に着たときは気恥ずかしさがありました。

塩崎:恥ずかしかったんだ。

加藤:うん、やっぱり珍しいし、僕は私立じゃなくて公立高校だったし。

塩崎:学ラン?

加藤:いや、ブレザーだったけど、こんな色のブレザー着たことなくて。でも、着るだけでテンション上がりました。今回は2回めなので久しぶりに着れてうれしかったです。

■「自分とは違うからこそ魅力的に思える部分がたくさんあった」(加藤)

――それぞれ演じられた役についてはいかがですか? タクミはツンデレでギイから“人間接触恐怖症”と言われる繊細さがあって、ギイはハイスペックでスパダリでスーパーマンなイメージがあります。

塩崎:タクミには「そこはギイの気持ちに答えてやれよ」って自分で演じながら思うところはありました(笑)。タクミは内気だけれど、自分だったらもっと積極的に行動しちゃいますね。自分自身と似てるところは全くないです。でも、一人の時間を大切にするところは似てるかもしれないです。

加藤:ギイはハイスペックで自分とは正反対だと思ってます。僕自身はすごく明るくてうるさくて(笑)、全く違うんですよね。でも、逆に自分とは違うからこそ魅力的に思える部分がたくさんあって、楽しんで演じました。歩いてるだけで「キャー!」って言われちゃうなんて、こんな世界があるんだなって。ちょっとだけ似てるなって思うのは、ギイも僕も熱い男ってところです。

――初共演となりますが、お互いの印象はいかがでしたか?

塩崎:滋賀でロケをしたんですけど、事前に顔合わせとかなくて、駅から撮影現場に行く車で初めて会いました。第一印象は背が高いなと思ったのと、自分も人見知りしない方ですけど、全然人見知りしなくて、たくさん喋ってくれて喋りやすいなって思いました。

加藤:第一印象は体格が良いなって。僕自身も体格が良い方だと思ってるんですけど、ちゃんと鍛えてる人来た~って。

塩崎:いやいや、いやいや(笑)。

加藤:あと、同い年というのが僕にとって重要なことですごくうれしかったし、すごく話しやすかったです。今の印象はもう、大バズりしてますよね。「イイじゃん」、ずっと見てます。

塩崎:いやいや、いやいや!(笑)

加藤:今日も楽屋で「イイじゃん」やってました。

――先ほどもサブカップルがたくさん登場するお話がありましたけど、同世代の共演者がたくさんいらっしゃるので、撮影現場のエピソードなどあれば教えてください。

塩崎:僕は今回、事務所の後輩がとっても多かったんですけど、坂見役の龍宮城の冨田(侑暉)くんがいろいろ相談してくれました。それも演技のことじゃなくて、グループ活動のことで。

加藤:なんでや(笑)。

塩崎:僕はM!IKでライブ演出もしてるんですけど、「どういう感じに見せたらいいですかね?」というような話を1時間くらいしてました。

加藤:僕は赤池役の柊太朗くんがやっぱり同い年で話しやすいから、プライベートな話とかよくしてました。「サウナ行く?温泉行く?」とか、「ご飯行こう」とか言ってました。

■「メンバーには見てほしくない(笑)。照れちゃいますね」(塩崎)

――塩崎さんも加藤さんも9月がお誕生日で25歳になりますが、20代前半を振り返ってと、20代後半の展望を教えてもらえますか?

塩崎:20代前半はM!LKとして頑張ってずっと走り続けてきたという感じで、後半はさらにもっと上を目指して頑張って行きたいなって思っています。自分の個人の仕事も全部グループにつながればいいなと思っていて、ドラマやバラエティーをきっかけに僕たちのライブに来てくれたらいいなと思って頑張っています。

加藤:20代前半はいろんな仕事をさせていただいて、自分としてもすごく成長したと思える時間だったので、20代後半に向けてはその経験を生かした仕事やいろんなことにチャレンジしていきたいです。一番力を入れたい仕事は歌ですね。元々やりたかったことですし、準備もしてきたのでさらに歌の仕事が増えたらうれしいです。

――塩崎さんは今回の出演についてM!LKのメンバーの方からアドバイスやコメントはありましたか?

塩崎:BL作品に出演したことがあるメンバーもいるので、「頑張れ」って声をかけてもらいました。

――お互いにドラマは見られてますか?

塩崎:僕は見てないです。BL作品に限らずメンバーのキスシーンとか恥ずかしくてあんまり見れないんです。逆にメンバーたちにも見てほしくないです(笑)。ファンの方にはたくさん見てほしいですけど、メンバーには照れちゃいますね。

――では、最後にこのドラマを見る方にメッセージをお願いします。

塩崎:映画版を見てくれていた方もそうでない方も、このドラマ版から楽しんでいただけると思います。感情の揺れもたくさんありますし、いろんな展開があって見てて飽きないと思うので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいです。

加藤:タクミとギイは前作よりも距離が近づいてると思いますし、嫉妬を募らせるギイが見られるので、そういうところも面白いと思います。ぜひ楽しんでいただけたらうれしいので、よろしくお願いします。

◆取材・文=牧島史佳/ヘア&メーク=奥田真莉(塩崎)、伊東真美(加藤)

※「塩崎太智」の「崎」は正しくは「たつさき」

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