王朝文化の美と神事の装束を展示
「京都 下鴨神社展」では、平安の古式を今に伝える下鴨神社の所蔵・伝来資料から、十二単衣、神馬装束である鞍、飾太刀など、王朝文化と神事の美を示す品々約40点が公開される。世界遺産の社ならではの文脈で、葵祭に象徴される“葵の様式”を立体的に体感できるだろう。
国宝本殿、都市型原生林・糺の森、日本最古級の神事群など、下鴨神社が守り伝える価値を、写真・映像・史料で俯瞰。世界遺産としての意義と、現代における文化継承の取り組みも紹介される。
鴨相撲の記憶と現代の奉納が交差

会場では、10月9日(木)に第74代横綱・豊昇龍関による奉納土俵入りで実際に用いられた、下鴨神社所蔵の鸞鳥・獅子・狛犬意匠による特別化粧廻しや関連資料を、名古屋で特別公開。江戸初期に糺河原で興行された勧進相撲は「京都相撲の始まり」と伝えられており、下鴨神社における相撲文化の淵源と、現代の奉納がつながる“瞬間の記憶”を見ることができる。
「京都 下鴨神社展」に出かけて、“葵”で結ばれた二都のあいだに立ち上がる歴史と文化の手触りを感じてみては。
■京都 下鴨神社展
会期: 11月5日(水)~11日(火)
時間:10:00~18:00 ※初日12:00開場、最終日15:00終了
会場:名鉄百貨店 本店(本館)10階 美術サロン/愛知県名古屋市中村区名駅一丁目2番1号
入場:無料
※展示内容・会期は都合により変更となる場合がある
下鴨神社公式HP:https://www.shimogamo-jinja.or.jp
(山本えり)
