犬が飼い主の『ダメ!』をシカトするときの心理5つ 無視されてしまう理由や改善方法も解説

犬が飼い主の『ダメ!』をシカトするときの心理5つ 無視されてしまう理由や改善方法も解説

「ダメ!」をシカトされないための改善方法

粗相の片付けをする飼い主

叱り方を統一する

叱る言葉や叱り方を統一しましょう。ある時は「ダメ」、別の時には「コラ」ではなく、1つの単語に限定します。さらに、叱っていることが明確に伝わるよう、強い口調と少し低めの声ではっきりと発音しましょう。ご家族全員が同じ言葉で叱ることも大切です。

叱るのは直前か直後に限定する

犬の短期記憶はかなり短いことがわかっています。そのため、ほんの少し前の行動に対して叱っても、犬は何に対して叱られているのかを理解できません。叱る場合は、問題行動を起こす直前か直後に限定しましょう。

タイミングを逃した場合に叱ってはいけません。例えば帰宅後に床の粗相に気付いたら、黙々と片付け、粗相の痕跡を残さないようにするだけにとどめましょう。

何も反応しない

かまってほしくてやっている場合は、何も反応しないでください。叱るという負の強化子も、喜ばせるような正の強化子も、何も与えずに無視します。

ただし、無視する対象は犬ではなく行動です。例えば、要求吠えをしている間は無視します。しかし、自分から、または飼い主さんの指示で静かに落ち着いたら、すぐに褒めてあげましょう。

行動をしたがる理由をなくす

例えば、夜中に吠え続ける犬がいるとします。吠える理由が外の気配を警戒しているからだと分かった場合は、外の気配を感じづらい場所に寝床を移しましょう。愛犬の様子や周囲の状況をよく観察することで、問題行動の原因を突き止めることが大切です。

正しい行動を教える

飼い主さんの帰宅を喜び、興奮してウレションしてしまう犬がいるとします。ウレションに対して飼い主さんがいくら叱りつけても、犬は興奮しているのでやめさせることは難しいでしょう。

こういったケースでは、興奮している間は無視をし、落ち着いた瞬間に褒めてかわいがるようにしてみましょう。何度も繰り返すことで、犬は「静かに落ち着いて迎えれば良いのだ」という正しい行動を知ることができるのです。

そもそも「叱る」以外にやめさせる方法はないの?

犬のトレーニング風景

やめさせたい行動をやめさせる方法は、7種類あると言われています。

抹殺法:ケージに隔離する等で、行動そのものができないようにしてしまう 負の強化:今回のテーマである「叱る」は、この方法の一つです 消去法:無視するなどにより、その行動を消してしまう 対立行動法:その行動と同時にはできないような行動を教え、やらせる 合図法:合図を出した時にだけ問題行動をするように教え、その後合図を出さない 他行動法:問題行動以外の行動を強化する 動機法:動機づけを変える

問題行動の種類や理由により、相応しい方法を選択し、必要に応じて複数を組み合わせることで、愛犬に無駄なストレスを与えず上手に問題行動をやめさせ、正しい行動に導いていきましょう。

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