子供が体調を崩すと、親も心配や看病で疲弊してしまうものですよね。ついパートナーに八つ当たりしてしまったという経験がある人もいるのではないでしょうか? 今回は、子育て中の友人から聞いたエピソードをご紹介します。
ワンオペ看病で限界に
先日、3歳の娘が39度の高熱を出したときのことです。
運悪く夫が繁忙期だったため、昼夜問わずワンオペで看病していた私は、心身ともに疲れ切っていました。
ぐったりと苦しそうな娘を見ているだけで胸が張り裂けそうで、ただただ、娘の回復を願うばかり。
せめて水分だけでも取らせたい、何か口にできるものを……と思い、仕事中の夫に「帰りにゼリーを買ってきて」とLINEを送ったのです。
夫が持ち帰った「謎の箱」
1時間後。帰宅した夫が手にしていたのは、ドラッグストアやコンビニのビニール袋ではなく、デパ地下で見るような上品な紙袋でした。
中から出てきたのは、金色のリボンがかかったキラキラした箱。
開けてみると、そこには宝石のように輝くワインゼリーや、大粒のフルーツがゴロゴロ入った高級ゼリーが並んでいました。
熱で苦しむ3歳児が、こんな高級ゼリーを食べられるはずがありません。

