「農薬を吸い込んだ時に現れる症状」とは?対処法も医師が解説!

「農薬を吸い込んだ時に現れる症状」とは?対処法も医師が解説!

すぐに病院へ行くべき「農薬を吸い込んだ時の症状」

ここまでは症状が起きたときの原因と対処法を紹介しました。応急処置をして症状が落ち着いても放置してはいけない症状がいくつかあります。以下のような症状がみられる際にはすぐに病院に受診しましょう。

気道、呼吸、循環(ABC)などが不安定であれば、速やかに医療機関へ

中毒は薬品も様々で症状も様々です。遅れて症状が出ることもあります。症状があれば病院に、と明確な基準を定めるのが難しいです。ただ、中毒では特に、Airway:気道(窒息に至りそうか)、Breathing:呼吸(呼吸が苦しくないか)、Circulation:循環(血圧が低い、ぐったりしているか)の3点が特に重要です。ABCの安定化と呼ばれ、この3点が崩れると特に急を要します。そのため、喀痰が多く窒息しそう、呼吸困難がある、頻回な嘔吐・下痢で脱水ある、ぐったりしている場合には、特に急ぐ必要があります。また、受診時の注意点としては、原因薬剤のラベルや現物、画像などがあれば、診断や治療に役立ちます。可能な場合には、薬品の情報も集めるとよいです。

農薬を吸い込んでしまった際の正しい応急処置

根拠のある有効な市販薬はありません。また、重症であればあるほど病院内での治療が多くなります。毒性が低く、早く身体の外に排泄される薬剤なら自然に良くなりますが、遅れて症状が出る場合もあります。時には医療者でも判断に悩むため、非医療者のみで判断するのは危険です。応急処置を行っても症状が残っていれば、近隣の医療機関に受診しましょう。窓口の医療スタッフに電話で問い合わせてみるのも手段の1つです。

配信元: Medical DOC

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