「脂肪肝」は、肝臓に過剰な脂肪が蓄積された状態のことです。しかし、単に「脂肪がついた状態」ではなく、多くの病気のリスクとなり得るのだそうです。今回は、脂肪肝の予防法や治療法について、「まつい内科医院」の松井太吾先生に解説していただきました。

監修医師:
松井 太吾(まつい内科医院)
東邦大学医学部医学科卒業。その後、仙北組合総合病院(現・秋田県厚生農業協同組合連合会大曲厚生医療センター)、東邦大学医療センター大森病院、社会保険中央総合病院(現・JCHO東京山手メディカルセンター)、日産厚生会玉川病院で経験を積む。2022年、神奈川県横浜市に位置する「まつい内科医院」の副院長に就任。日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本肝臓学会専門医、日本内科学会認定医。
編集部
脂肪肝にならないためには、どうしたらいいのでしょうか?
松井先生
肥満の人はダイエット、2型糖尿病の人はダイエットに加えて血糖コントロールを意識しましょう。しかし、どれだけ意識しても脂肪肝になりやすい人はいるので、完全に予防する事は難しいとも言えます。やはり、早期発見・早期治療が重要です。
編集部
脂肪肝に気づくためにはどうすればいいですか?
松井先生
症状が出てからでは遅いので、定期的に検査を受けましょう。特に会社の健康診断などで「高血圧や糖尿を指摘された」「肝機能などの数値で引っかかった」といった場合は、できるだけ早めに検査を受けましょう。
編集部
脂肪肝と診断されたら、どのような治療をするのですか?
松井先生
基本的には、予防策と同様にダイエットや血糖コントロールをおこないます。また、食事療法や運動療法、ビタミンEなどの薬物療法も取り入れることもあります。
編集部
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
松井先生
脂肪肝は、放置しておくと様々な病気を発症するリスクがありますが、早期に発見して適切に治療すれば最悪の事態は回避できます。職場の健康診断などで肝障害や脂肪肝を指摘された場合などは、早めに医療機関に相談することをおすすめします。
※この記事はメディカルドックにて<アルコール以外の「脂肪肝」の原因はご存じですか? 症状・進行したときのリスクも医師が解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
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